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ルノーF1、モナコGP初日はトラブル続き。状況は「2歩後退」とヒュルケンベルグ
2017年5月26日
ルノーF1のニコ・ヒュルケンベルグとジョリオン・パーマーは、両者とも木曜フリー走行でトラブルに見舞われた。ヒュルケンベルグはチームの状況が「2歩後退した」と感じている。
午前中に電気系統のトラブルが発生し、タイムを出すことが叶わなかったヒュルケンベルグは、午後にもマシンのハンドリングに悩まされていた。バランスとグリップに問題を抱えて17番手のタイムとなり、トップからは2秒以上離される結果となった。
ヒュルケンベルグは、マシンのハンドリングが悪くなったことには説明がつかず、途方にくれていると言う。
「わからないし、現時点では何も言えない。僕も同じように戸惑っているんだ。FP2ではマシンバランスとグリップがあまりに乏しく、期待していたレベルをはるかに下回っていた。ちょっと驚いたよ。何が起きているのかすぐに調査する必要がある。何かがおかしいのは確かだ」
「マシンのパフォーマンスは本当に低いように感じた。バランスと確信を得られなかっただけでなく、タイヤからのグリップも少なくて、とても奇妙なんだ」
「FP1を走れなかったことで、理想とは程遠い状況になってしまった。まるで1歩か2歩後退しているようだ。午前中に不具合が発覚していれば、FP2が始まる前の長いインターバルを使って対応できただろうに」
「僕たちにはそのチャンスがなかったから、この先は難しくなるだろうね」
午後のフリー走行ではスタートから苦戦していたため、ラップタイムはあえて見なかったとヒュルケンベルグは語った。
「走り出してすぐに、これはどうにもならないと感じた。ひどいタイムだとわかっていたから、最初は自分のラップタイムを見ることもしなかった。何かが欠けているんだ」
ヒュルケンベルグのチームメイトであるジョリオン・パーマーも、FP2では8周走ったところでエンジントラブルに見舞われており、モナコGP初日のルノーの状況はさらに悪化している。パーマーもチームの不調を感じ取っており、以下のように述べた。
「僕らはタイヤをまったく上手に使えていない。何かを見落としているんだ。バランスはそれほど悪くはないが、グリップがない。1日あるので、何がおかしいのかを調べるよ。土曜日に向けて問題に対処していけると確信している」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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