F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

マクラーレンF1、バンドーンの降格ペナルティに不満「裁定に柔軟性がない」

2017年5月18日

 マクラーレン・テクノロジー・グループのCOOであるジョナサン・ニールが、スペインGPでのクラッシュによりストフェル・バンドーンが次戦グリッドダウンのペナルティを受けたことに対し、不満を示した。


 33周目、15位を走っていたバンドーンに、ピットストレートで後ろからマッサが急激に近づき、コーナーでインに入ったが、見ていなかったバンドーンが通常どおりターンインしたため、接触。バンドーンはコースオフし、サスペンションのダメージのため、その場でリタイアとなった。マッサはレースを続行している。


 今年のF1ではバトルに関するペナルティは極力出さない方向にあり、スペインGP決勝においてもいくつかの接触がお咎めなしの裁定となったが、バンドーンに関しては次戦モナコGPで3グリッド降格のペナルティを科されることが言い渡された。

2017年F1第5戦スペインGP リタイアしたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がチームメイトのフェルナンド・アロンソの走りを見つめる
2017年F1第5戦スペインGP リタイアしたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がチームメイトのフェルナンド・アロンソの走りを見つめる

 バンドーン自身は、これはレーシングアクシデントであるとして、ペナルティへの不満を示唆している。
「フェリペ(・マッサ)があの位置にいるとは全く思わなかった」とバンドーンはリタイア直後、録画を見る前に語った。
「彼が抜いていくのに十分なスペースを残したと思う。でも残念ながら接触し、僕のフロントホイールは壊れ、レースを終えるしかなくなった」


「誰のことも非難したくはない。あれはただのレーシングインシデントだというのが、僕の個人的な意見だ」


 ニールもこの裁定について不満を示している。


「ストフェルにマッサは見えていなかった。ストレートでの接近スピードは非常に高かった」とニール。


「あれはレーシングインシデントだったと私は思う」

2017年F1第5戦スペインGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)と接触
2017年F1第5戦スペインGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)と接触

「FIAはモナコでの3グリッド降格のペナルティを科した。残念なことだ。マッサのレースには影響がなく、ストフェルのレースには影響した。それで(ストフェルは)十分な痛みを受けた。私としてはそう考えたかったのだが」


「規則が単に、細かいところまでこだわり、合理的で、標準化され、予想どおりのものであるなら、ロボットでも実行できる」
 
「だが我々としては、残念だがこの結果を受け入れて前に進むしかない」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP