F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブルF1、リカルドの“不可解”なブレーキの故障について調査中

2017年5月4日

 F1ロシアGPでダニエル・リカルドの右リヤブレーキに問題が起きたのは「とても不可解」だとレッドブルF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは語っている。 


 リカルドは、ロシアGPのレース序盤、セーフティカーの出動からリスタートした直後に7番手を走行していたが、右リヤブレーキから火が出ているのに気づいて速度を落とした。


 レッドブルはリカルドにピットにゆっくり戻ってくるよう指示を出し、右リヤの状態を調べたところ走行を続けることは無理と判断。リカルドはレース序盤でリタイアすることになった。


 2週間前のバーレーンGPでは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがアウトラップでブレーキの問題に見舞われ、クラッシュを喫している。


 ホーナーはリカルドのブレーキ問題を調べるつもりだが、初期の徴候はバーレーンGPでのフェルスタッペンの問題とは異なった要因であることを示唆していると述べた。


「同じような結果となっているが、違う問題だ。だから我々はその原因を解明する必要がある」とホーナーはレース後、記者に語った。


「現時点でいくつかの小さなヒントを得ているが、問題を引き起こした原因に関しては完璧な調査が必要だ」


「ターン2でのわずかな接触のせいか、もしくは他の原因かもしれない。なぜならリスタートの直後に部品が壊れたからだ」


「それ以前はすべてが正常に動いていたので、突然の故障であることは間違いない」


「リスタートの直後に起こるなんて、とても不可解だ」


 リカルドは以下のように続けた。
「まだレース序盤だったからセーフティカーの出動と2度のスタートがどれほど影響を与えたのか分からないけど、チームは当然それを調べてくれる」


「イライラするよ。日曜日はレースのために準備を重ねて、レースで力を尽くせるようにアドレナリンを貯めていたのに、今日は本当にすぐに終わってしまった」


 レッドブルはアクシデント後にブレーキバランスをフロント側にするようフェルスタッペンに指示を出したが、ホーナーはそれは念のためだったと語った。


「レース中のマックスに何も落ち度はなかった」とホーナー。


「我々はただリヤブレーキから少しパワーを取り込むために予防策を張っていただけだ」


 フェルスタッペンはグランプリを単独走行して5位で終え、フォース・インディア勢を楽々と抑えたが、優勝したメルセデスのバルテリ・ボッタスからは1分以上の遅れをとった。


「マックスは実際とても素晴らしい、統制のとれたレースをしたと思う」


「レース後半の彼のペースはさらに尊敬に値する。彼は今日マシンから引き出せるものをすべて出していた」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号