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メルセデスF1チーム:ボッタスとハミルトンに「関係の悪化」はない
2017年5月4日
メルセデスF1チームは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの2人が、チームメイト同士の関係を悪化させることなくタイトルを目指して戦っていけると考えている。
ロシアGPでボッタスがF1初優勝を果たした一方、ハミルトンは苦戦を強いられ、なかなかレースペースを上げられず、4位でレースを終えることになった。
結果的にボッタスはポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルと23ポイント差、2位ハミルトンとは10ポイント差のところまで追い上げを果たしている。
ハミルトンと昨年までのチームメイト、ニコ・ロズベルグは、メルセデスで4年の歳月をともに過ごし、特にチームメイト同士でタイトルを争った2シーズン目以降は、チーム内での対立が絶えない関係にあった。
これまでのところ、ハミルトンとボッタスにはそのような状況が再現される気配はほとんどない。オフシーズンにボッタスと仕事を始めた時点で、すでにハミルトンはボッタスを「F1におけるこれまでの最高のチームメイトだ」と評している。
ボッタスはロシアGPでのパフォーマンスでタイトル争いに加わるポテンシャルがあることを証明したが、メルセデスの上層部は2人の間にハミルトンとロズベルグのような緊張関係が生まれるとは感じていない。
「彼らは今のところ熱くなってはいない」とメルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めるニキ・ラウダは語った。
「うまくやっているよ。ボッタスはそれほどおしゃべりではないしね」
「昨年に我々が経験したような緊迫した状況にはない」
「ルイスはプロフェッショナルだし、ボッタスもそうだ。だから彼(ボッタス)が優勝したからといって問題は起きないだろう」
「最も重要なことは、彼らはお互いを尊敬していることだ」
ハミルトンとロズベルグは、もともとカート時代からジュニアのシングルシーター時代を通して親友といえる間柄だった。しかし、メルセデスのチームメイトとしてコース上で度重なるクラッシュが起きたことから、2人の関係はより張り詰めたものに変わっていったといえる。
メルセデスF1チームの代表トト・ウォルフは、今シーズン中ボッタスとハミルトンの間に激しい争いが起きると予想してはいるが、2人の力学はこの数年チームが耐えてきたものとはまったく違うと主張した。
「私は、どちらかのドライバーが何かを言い出したら、言い争いに発展したかもしれないと思っている」
「ルイスはひどい週末を過ごしたし、我々はマシンとドライバーとタイヤの問題の原因究明をする必要がある」
「2人の関係性は損なわれていないよ。ルイスはバルテリの初優勝をいち早く祝福したひとりだし、そのことは彼らが互いに尊敬し合っていることを示していると思う」
「そうは言うものの、彼らが手ごわいライバル同士であることには変わりはない」
「2人ともレースに勝ち、タイトルを狙って戦いたいと思っている。だがそのことが、昨年のニコとルイスのときと同じように2人の関係とチーム内の力学に影響するとは思っていない」
「2人の関係はまったく異なるものなんだ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
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