F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1「今季パワーユニットのポテンシャルを信じている」暫定的措置でノートラブル、解決の方向性を確認

2017年4月20日

 バーレーン・インターナショナル・サーキットでのF1合同テスト2日目、マクラーレン・ホンダは、数日にわたって悩まされてきたパワーユニットのトラブルに見舞われることなく、予定していたプログラムを完了した。暫定的な対策を施して臨んだというホンダは、問題解決への方向性が見えてきたと考えている。


 バーレーンGPでは3日間にわたってMGU-Hの冷却水の水漏れに見舞われ、グランプリ後のテスト初日にもインスタレーションラップ後にエネルギー回生システム(ERS)に水漏れが見られてパワーユニット交換、その結果、周回数、タイムともに最下位に終わった。


 しかしテスト2日目の19日、ストフェル・バンドーンはトラブルなく81周を走り切ってテストプログラムを完了、メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録したこの日のトップタイムと0.828秒差の1分32秒108で4番手となった。


「テスト初日の昨日は期待外れの一日になってしまいましたが、今日は計画していたスケジュールに従ってプランを実行し、81周の貴重な走行を行うことができました」とホンダR&Dヘッドプリンシパルエンジニア、中村聡氏は一日を振り返った。


「バーレーンGPでMGU-Hの問題に直面した後、テストまでの短い時間にこの問題を分析するため、協力し合って作業にあたりました。この分析に基づいて、PUの問題に対して暫定的な措置を施しました。今日の走行により、解決法の方向性を確認できたと考えています」


「また、今日はドライバビリティを向上させバイブレーションを減らすためのPUのセットアップ作業を進展させることができました」


「マクラーレン・ホンダチームの全メンバーに感謝します。バーレーンでタフなグランプリを過ごした後、全員がテストに備えて休むことなく作業にあたってくれました」


「パフォーマンスに関してはまだライバルたちに遅れをとっていますが、正しい方向に進んでいると確信しています。私たちのPUにはさらなるポテンシャルがあると信じているので、できるだけ早くライバルとのギャップを縮めるため、今回のテストで集めた情報を活用して開発を続けていきます」
 
「ロシアGPまであと10日足らずです。次戦もタフなレースになると予想していますが、前進を果たすため、マクラーレンとともに戦い続けます」



(AUTOSPORTweb)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号