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F1バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント

2017年4月16日

 2017年F1第3戦バーレーンGP、予選トップ10に入ったドライバーが予選日を振り返った。


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=1位
 F1で初めてのポールポジションを獲得することができてすごくうれしい。今、F1でのキャリアは5年目だから、少し時間がかかったね。でもついに実現した。ここからスタートして、何度も取れるといいね。最高の気分だ。フィンランド人ドライバーがF1でポールを取ったのは約10年ぶりだと知らなかった。いつもフィンランドを代表し、母国のために走っているつもりだから、すごく誇らしい。


 すべてを完璧にまとめるのは簡単ではなかった。テクニカルなコースだし、いくつかトリッキーなコーナーもあるからね。でもマシンに乗る時間が増えるにつれてどんどん快適に走れるようになってきて、最終的に1周をうまくまとめることができたんだ。幸い、そのラップがポールに値するタイムだった。

2017年第3戦バーレーン バルテリ・ボッタス(メルセデス)が初ポール
2017年第3戦バーレーン バルテリ・ボッタス(メルセデス)が初ポール

 このマシンを用意してくれたチームに心からお礼を言いたい。フロントロウを独占することができた。今週末は夜のコンディションに集中して、マシンから最大限のタイムを引き出そうとしてきた。とてもいい仕事ができたと思う。


 でもいつまでも喜んでいるわけにはいかない。大事なのは明日の決勝だからね。夢見ていたって仕方ないよ。決勝で最大限の結果を出せるかどうかが重要だ。僕らチームは明日、強さを発揮できると自信を持っている。  


■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2位
(初ポールポジションを獲得した)バルテリ(・ボッタス)に心からおめでとうと言いたい。彼はすごく努力していた。チームにもよく溶け込んでいる。今日は単純に彼の方が僕より速かったし、彼の方がいい仕事をした。初のポールを手にした彼に敬意を表すよ。


2017年F1第3戦バーレーンGP予選 ルイス・ハミルトン
2017年F1第3戦バーレーンGP予選 ルイス・ハミルトン

 自分ではすごいラップを走ったと思ったんだけど、かなり接戦だった。セクター1で時間を大量に失った。いつもはここがすごく得意なんだけどね。でも素晴らしいバトルができたし、予選はいつもこれぐらい接戦であるべきだと思う。それによって僕らはさらなる限界を見つけることができるだろうからね。自分の仕事には満足しているし、チームが今年初めてフロントロウを独占できたのもすごいことだ。


 今日はフェラーリ勢との間に多少マージンがあったけれど、だいたいレースになると彼らは速くなるから、明日はもっとギャップは小さくなるだろう。タフな戦いになりそうだ。タイヤをうまく管理して走るのは簡単ではないし、1回ストップになるのか2回ストップになるのかも興味深い。いいバトルができるといいね。 


■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=3位
 全体的に見ていい一日だったよ。昨日はしっくりくる感触を持てず、スライドしまくっていた。でもセットアップを少しだけ変えたら、今日マシンのフィーリングがよくなった。バランスにもすごく満足している。


 予選Q3での最初のランを終えて上位とのギャップを見たらがっかりした。それで(次のランでは)全力でトライした。もしかすると少し攻めすぎたかもしれない。このサーキットは気をつけないと簡単にオーバーシュートしてしまうんだ。今日は1ラップのなかであちこちで少しずつタイムを失っていた。ストレートではいつも以上のロスがあったと思う。


2017年F1第3戦バーレーンGP予選 セバスチャン・ベッテル
2017年F1第3戦バーレーンGP予選 セバスチャン・ベッテル

 でも明日はもっと上位勢に近づけるはずだ。タイトなレースになるんじゃないかな。マシンの感触もいいはずだよ。


(メルセデス勢とのポールポジション争いについて語り)Q2では『よし、かなり接戦になるぞ』と思った。Q3に進んで最初のラップに大満足して戻ってきて、タイムを見たら落ち込んだ。すごくいい感触を持っていたのに、0.4秒も遅かったんだ。


 最後のランではあらゆるところでプッシュしすぎたかもしれない。失うものはなかったから、攻めていったんだ。でもうまくいかなくて、少しタイムが落ちてしまった。


 でも今日はマシンの感触がよかった。それは明日に向けて大事なことだよ。  


■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=4位
 いい一日だった。中国から状況が大きく変わるとは思っていなかったけど、実際ここに来てみると、1週間前よりポールにかなり近づけた。だからこの結果は喜んで受け入れるよ。


 セカンドロウでフェラーリ1台の前の位置なんて、うれしい驚きだ。すべてをうまくやれればもしかすると2列目に行くチャンスはあるかも、と思っていたけど、そのとおりになった。


2017年第3戦バーレーン ダニエル・リカルド(レッドブル)
2017年第3戦バーレーン ダニエル・リカルド(レッドブル)

 マシンへの理解を深めて、ポテンシャルを前より引き出せるようになってきている。うれしいね。
 
 もし明日メルセデスとフェラーリがタイヤのデグラデーションに苦しむようなら、チャンスを見て攻めにいくよ。でも今の目標は、決勝でもこのギャップを保つことだ。毎ラップ0.5秒か1秒以内を維持して、ロングランでも予選のペースを再現したい。


■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=5位
 マシンは全体的によかったし、大きなポテンシャルがあると思う。でもたくさんの小さな理由があって、うまくタイムを引き出すことができなかった。最終リザルトは目指していた位置とはかけ離れている。でも今日はこういう結果に終わったのだから仕方ない。


 正しいセットアップを見つけることがなかなかできなかった。全体的に見るとこれまでの数戦よりはうまくいっていたけれど、予選になってプッシュし始めると、まだ望む状態ではなかった。


 明日はまた別の日だ。ただ、グリッドポジションが理想的ではないから、かなり難しいレースになるだろう。いいスタートを決めて、正しい判断を下し、最善の結果を引き出そう。  


■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=6位
 FP3でトップだったことはたいして意味がない。それでも競争力はあると思った。予選も最初はうまくいっていた。走るたびに速くなっていったんだ。感触もすごくよかった。


 最後のランで、ルイス(・ハミルトン)の後ろを走り、アタックラップの準備をしていた。最終コーナーに入る準備をしようと思ったら、フェリペ(・マッサ)が僕の前に飛び込んできて、止まったんだ。僕の後ろには大きなギャップがあった。つまり「なんでそんなことするんだ?」って話だよ。


 おかげでコーナーをずっと1速で回って彼との間にギャップを作らなければならなくて、それがラップ全体に響いた。タイヤが冷えてしまうと、最終コーナー立ち上がりはうまくいかないからね。ターン1でタイヤが冷えた状態だと、アンダーステアになって、もうチャンスはなくなる。


 残念だよ。僕らは互いを尊重し合って、ギャップを維持すべきなのに。最終コーナー手前で割り込んだりすべきじゃない。


 でも全体的にみればいい予選だったから、明日が楽しみだよ。フェラーリに近づけると思う。メルセデスとはタイムが違いすぎるけど、タイヤに厳しくて苦しむ傾向にあるから、どうなるか分からない。予選ではメルセデスとフェラーリがエンジンの出力を少し上げてくるのは分かっていた。でも決勝になると僕らも少し戦えると思う。


 クリーンなスタートを決めて、事故を避けて、どこまでやれるか見ていく。今日は本当ならもうちょっと上のポジションを確保できたはずだけど、前回はもっとずっと後ろからスタートして表彰台に上がったんだから、不可能なことなんて何もない。  


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7位
 2010年のブラジルGPでのポールポジションに並ぶ、キャリアベストの予選ラップのひとつだった。ここは完璧な1周を走るのがすごく難しいコースだけど、今日は最大限のラップを引き出せたと思う。
 チームは週末を通して素晴らしい仕事をしてくれたので、とても誇りに思っているし、今すごく満足している。


 決勝の予想に関しては少し慎重になっているんだ。前回の予選もすごくうまくいったけれど、レースの状況が僕らの不利に働き、結果につなげることができなかった。イースターエッグハントをするみたいに、ポイントを集めていきたい。


■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=8位
 予選にも、自分たちの仕事にも満足している。完璧にいけば7番手だったのかもしれないけど、終盤で少しロスしてしまった。


 明日の決勝がすごく楽しみだ。週末を通してマシンのパフォーマンスがいいんだ。新品タイヤを履いた時だけでなく、ユーズドでもいい感じだ。明日はまた別の日だから、すべてをうまくやることに集中し、さらに上のポジションを目指していく。


■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=9位
 事態を好転させることができてよかった。マシンの感触がつかめなくて、FP3では本当に苦しんでいたんだ。チームの皆が頑張って予選に向けてマシンをセッティングしてくれたおかげで、Q1最初の走行からフィーリングが大きく改善していた。うまくいったと思うし、自分たちのポジションにとても満足している。とてもいいグリッドポジションだよ。去年は9番手からスタートして5位でフィニッシュしているから、何だってできるさ。


 長いレースになる。タイヤのデグラデーションがここでは重要な要素になるだろう。明日は展開を見守って、9番手からどんなことができるかを見ていく。楽しみだよ。


■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ジョリオン・パーマー 予選=10位
 Q3に初めて進出できて、自分にとっての予選ベストリザルトを達成した。予選の1時間すべてに参加できてうれしいよ。ここまで厳しい週末を過ごしながら、なんとかマシンからパフォーマンスを引き出そうと努力してきただけに満足している。エンジニアと話し合い、予選前にいくつかの変更を加えたことでマシンは大きく改善した。
 

 Q3のラップは最高とはいえないものだったから、もっとうまくやれただろうと思うけど、明日はポイント獲得のチャンスが十分ある。 



(AUTOSPORTweb)




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