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2021年にF1エンジンが変更、“大音量かつシンプル”に。外部自動車会社も会合に出席し大筋で合意

2017年4月3日

 FIAは、2021年以降のF1エンジンレギュレーションの方向性に関する協議をスタート、会合を行った結果、より魅力的なサウンドの、より安価なエンジンを導入することで、大筋で合意したと発表した。


 3月31日にパリで行われた会合には、FIA会長ジャン・トッドをはじめとしたFIA関係者、F1の新商業権保有者、現在F1に参戦するパワーユニットサプライヤー、さらに現在は参戦していない自動車メーカーやインディペンデントサプライヤーの代表らも出席した。既存マニュファクチャラー以外に出席したメーカーについては具体的なことは明らかになっていないものの、フォルクスワーゲングループの代表が会議に参加したことは分かっている。


 現在の1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドのパワーユニットが2020年まで使用されることは決まっているものの、2021年以降、新たな仕様のパワーユニットが導入される可能性がある。その方向性について協議が行われた結果、現在のパワーユニットの一部技術は維持しつつ、異なるパワーユニットを採用することで、出席者の意見は一致したという。


 この日の会合で、パワーユニットの今後について、以下の点で大筋での合意に達したとFIAは発表した。


・F1を今後もモータースポーツテクノロジーの頂点、そして市販車と関連する技術を開発する実験室として位置づけることを求める
・将来のパワーユニットがパワフルでありつつ、よりシンプルで、開発および製造コストがより低いものにすることを求める
・パワーユニットのサウンドを改善する
・ドライバーたちが常によりハードにドライブできるような状況を求める


 最後の項目については、現在は決勝で使用できる燃料量の制限のなかでドライバーは燃料をセーブしながら走らなければならないが、それに関して見直しを行う可能性を示唆している。


 トッド会長は以下のような声明を発表した。
「このプロセス、多数の利害関係者がF1のきわめて重要な技術エリアにおける方向性について合意できたという事実に非常に満足している」
「2021年のパワーユニットが具体的にどういうものになるのか、詳細についてはこれからじっくりと検討していかなければならない。しかし良いスタートを切ることができたので、F1の将来に関して最善の決定を見出すプロセスをこれから経ることを楽しみにしている」 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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