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マクラーレンF1「新シャシーは非常に優れている」。アロンソ&バンドーンも好感触と自信

2017年3月3日

 マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、2017年初のテストのなかで、MCL32は非常に出来のいいシャシーであると感じたとして、今季への期待感を示した。


 最初の2日間にはパワーユニットのトラブルにより走行時間を大きく失ったマクラーレンだが、後半2日間にはほぼトラブルなく走行を行うことができた。


 タイムについては、フェルナンド・アロンソは初日に11人中10位、3日目に13人中10位、ストフェル・バンドーンは2日目に11人中10位、4日目は10人中7位と、首位とのギャップは非常に大きかった。しかしブーリエは、マクラーレンの今季型シャシーに好感触を持っており、「非常にいい」シャシーであると述べた。


「完璧なマシンだったとしても、限界までプッシュすれば、アンダーステアやオーバーステアといったものが出るものだ」


「だが少なくともシャシーに関しては、ドライバーはふたりとも不満を示していない。シャシーのベースは優れていると感じているのだ」


「開発を早いペースで進めていく。特にシーズン序盤はそうなるだろう」


「ほとんどのチームが(開幕戦)オーストラリアの時点ですでにほぼ新しいマシンを持ち込んでくると考えている。(我々のシャシーは)少なくともベースがよく、いいプラットフォームがあるので、これをもとにして開発できるのはいいことだ」


 他チームのパフォーマンスについて聞かれたブーリエは、「我々より少し速いね……」と冗談まじりで答えた。しかし、今のところ最も意外だったのは、フェラーリの速さだという。


 最初のテストの4日間は、メルセデスとフェラーリが交互にトップタイムを出し、キミ・ライコネンは2日目と4日目に首位に立った。


「もちろん、判断は難しい。燃料のレベルが分からないし、特にエンジン(のモード)が分からないからね。どれぐらい出力を抑えているか、ということだ」とブーリエ。


「とはいえ、フェラーリには驚かされる。フェラーリがメルセデスに匹敵するラップタイムを記録するとは、皆予想していなかった」


「レッドブルは少し落ちるけれど、燃料搭載量が分からない」


「どのチームも秘密を持っているし、プランを常に変更している。だからチーム関係者であっても、ライバルが何をしているのかを知りたがっている状況であり、判断するのは簡単ではない」


「来週のテストになれば、パフォーマンスについてもう少し見えてくるだろうが、結局はオーストラリアまで待たなければならないだろう」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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