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「今年のF1は疲労でミスをするドライバーが増える」とロズベルグ
2017年3月2日
昨年のF1ワールドチャンピオン、ニコ・ロズベルグは、刷新された2017年のF1マシンがドライバーにより高いレベルの体力を要求することから、疲労により「レースでの優勝を取りこぼす」ドライバーもいるかもしれないと述べた。
ロズベルグは、2016年末をもってF1の現役を退いた。その引退発表は、彼がメルセデスでドライバーズタイトルを勝ち取ってからわずか5日後のことであり、レギュレーション変更によってダウンフォースとメカニカルグリップの両方が強化され、より速く、ドライバーにとってはよりタフになるクルマは、まだ1台も完成していなかった。
彼はピレリの2017年用タイヤの開発テストで、昨年10月に1日だけ改造されたメルセデスをドライブしたが、新レギュレーションのもとで作られた新車には一度も乗っていない。
バルセロナで行われているプレシーズンテストの3日目に、現地を訪れたロズベルグは、新たなF1の方向性に感銘を受け、各チームのマシンを「ホンモノのモンスターだ」と形容した。
「最近、結構大きな話題になっているから、僕もぜひ新車を間近に見てみたいと思ったんだ」と、ロズベルグは述べた。
「ホンモノのモンスターに見える。ものすごくアグレッシブだ。みんなが張り切って仕事をしているのもいいことだね」
「ドライバーたちも気に入るだろう。このクルマなら、今年彼らはまさしくコース上の戦士になると思う。身体的にも体力の限界に近いところでドライブすることになりそうだ」
「体力的に『ゲームオーバー』になったドライバーが、優勝を取りこぼす場面さえ見られるかもしれない。僕らが必要としているのは、そういうことじゃないかな」
新車を見てワクワクしたり、ルイス・ハミルトンと新加入のバルテリ・ボッタスを擁するメルセデスの好調さを見て、昨年限りで引退を決めたことを後悔していないかとの質問に対し、ロズベルグは現役復帰の可能性を明確に否定した。
「僕は今年もメルセデスがベストだろうと予想している。何と言っても、このチームはすごいからね。そうだろう?」と、彼は語っている。
「まだしばらく様子を見る必要があるから、僕も断言しているわけじゃない。でも、彼らがすばらしいクルマを作ってきたのは確かなようだ。まあ、それも驚くべきことではないけどね」
「僕は自分の決断に心から満足しているんだ。僕は今でもこのスポーツを愛している。だから、ここにいられてうれしいし、みんなの仕事を見守ることができてうれしいんだ」
「いま、とても多くの人がF1にポジティブな関心をもっている。僕もこのスポーツが進歩できればいいと思っているし、またそうなればクールだろうね」
「自分がここにいることに違和感はない。ただ、以前とはまったく違って、すごくリラックスした気分で、この訪問を楽しんでいる」
ロズベルグは、今年も引き続きメルセデス・チームのアンバサダーを務めるが、それを別とすれば、今後何をしていくかについて具体的な計画は明かさなかった。
「まだわからないよ。いろいろ考えているところだ。エキサイティングな機会はいろいろとあるし、今はこの時間をエンジョイしている。今後進むべき方向を探すプロセスには、じっくり時間をかけるつもりだ」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

