F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:すでにレースシミュレーションを完了。ライバルの一歩先を行くメルセデス

2017年3月1日

 テスト初日からふたり合わせて152周を走破し、ルイス・ハミルトンが早くも16年スペインGPのポールポジションタイムを更新して、速さと信頼性の高さでライバル勢を圧倒していたメルセデスAMG。


 2日目はトップタイムこそフェラーリのキミ・ライコネンに譲ったものの、周回数ではライコネンの108周を大きく上回る168周もの距離を走り込んだ。


 しかも、お昼休み明けの午後2時からスタートしたテスト後半にステアリングを握ったバルテリ・ボッタスは、4時間のテスト走行でなんと102周も走行。じつは、この日メルセデスAMGはすでにレースシミュレーションを行っていたのである。


 メルセデスAMGのあるエンジニアによれば、66周のレースシミュレーションは、2016年のレースで優勝したマックス・フェルスタッペンと同じ2回ストップで行われたという。使用したタイヤは昨年のスペインGPでフェルスタッペンがソフトでスタートして、その後ミディアム、ミディアムとつないだのに対して、この日のボッタスはソフト、ソフト、ソフトとすべて同じコンパウンドをしていた。


 これについて、前出の某エンジニアは「これはマシンの信頼性を確認するとともに、メカニックにとってのピットストップ作業の練習のために行うのが目的なので、コンパウンドは重要ではない」と説明していた。


 この日、トップタイムをライコネンに奪われたことに対しても、そのエンジニアは「心配はしていない。フェラーリがどれくらいの燃料でアタックしていたのかわからないが、われわれは少なくとも1回目のテストで予選アタックをすることはないからね」と余裕の笑み。


 この日、メルセデスAMGは前日試したTウイングの改良版であるダブルTウイングを装着。信頼性だけでなく、空力の開発においても、一歩リードしているところを見せつけていた。



(Masahiro Owari)


レース

12/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
第24戦アブダビGP 12/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号