新型F1マシンはコーナリングスピード向上で高負荷に。ハミルトンに「アザとコブ」
2017年3月1日
2017年のF1バルセロナテスト2日目を終えたメルセデスのルイス・ハミルトンは、「身体にアザとコブができた」と語っている。
ハミルトンは、チームメイトのバルテリ・ボッタスと走行を2日間とも分担しており、初日は73周、2日目は66周を走行した。今季のマシンはボディとタイヤ幅が拡大しており、ダウンフォースの増加にともなってコーナリングスピードも向上するため、ドライバーたちは対策としてトレーニング体制を強化している。
「マシンは過去のものと比べて、ドライビングにはるかに体力を使うことが分かった。コーナーでのスピードは本当に速い。体や首に感じる負荷は、より大きくなっている。これまでにはない場所にアザとコブができた。たった半日のテストだから体力的には問題ない。冬の間、これ以上のことに備えるべく十分なトレーニングをしてきたからね」とハミルトンは言う。
初日のテスト終了後、ハミルトンとフェリペ・マッサは、先行するマシンを追うことが難しくなったとの感想を述べ、2017年の空力パッケージによってオーバーテイクが困難になることを示唆した。
しかしテスト2日目に初めて2017年型マシンを走らせたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、その意見に異を唱えた。
「僕は他のマシンにかなり近づいて走っていた。(先行するマシンを追うことに)問題なく、昨年と同じだと思う。(オーバーテイクも)去年と似た感覚になるはずだ。もう少し様子を見るべきではあるけれど、オーバーテイクをする必要がなければいいよね」
ルノーを駆るジョリオン・パーマーは、コーナリングスピードの向上が「新マシンで最大の違い」だと感じており、次のように話している。
「今年はさらにドラッグが増加する。ストレートでのスピードは、感動的と言うほどのものではないね。新しいマシンはトラクションがとても良いけれど、そのために操作性が少し悪くなったようだ」
「僕はマシンにとても満足している。きっと誰もが同じで、昨年よりも満足そうにしている。タイヤには大きな進歩があり、デグラデーションがとても少ない。僕らにとって、タイヤを信頼できるのはとても良いことだ。ワンストップ作戦が多く見られるようになるだろうね」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


