トロロッソF1のサインツ、メルセデスとフェラーリの信頼性の高さに驚愕
2017年2月28日
スペインのカタルニア・サーキットで行われた第1回F1合同テスト初日の27日、トロロッソのカルロス・サインツJr.は8位だった。
この日、小さなトラブルがあったというサインツは、合計51周を走り、1分24秒494で11人中8番手となった。サインツは、メルセデス、フェラーリ、ウイリアムズ勢が新車で100周を超える周回を走りこんだことに驚いたという。
メルセデスはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが合計で152周、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが128周、ウイリアムズはフェリペ・マッサが103周をそれぞれ周回した。
「僕らももっと走りこむ予定だったんだけど、いくつかマシンに問題が出てしまった」とサインツ。
「それで今日は調整と解決に追われた。でも(テスト序盤なのだから)問題が起こることはある」
「理解できないのは、なぜトップチームは120周から150周も走れているのかということだ。でもテスト序盤は苦労するものだし、メルセデスやフェラーリと比べてはいけないね」
「今日、僕らに出た問題は、どちらかというとシャシーに関するものだけど、すべては互いに関連し合っている」
「明日は(チームメイトのダニール・クビアトが)今日より周回数を稼いで、その次の日は僕がさらに走りこむ。そうやって(1日の周回数が)100周に近づくよう、努力していく。それをテスト中の目標にしなければならない」
テクニカルディレクターのジェームズ・キーは、テスト初日を次のように総括している。
「この長い冬休みを終えて、ようやく走り始められ、51周を走り切れたのは良かった。マシンのフロント部分に少々の問題があり、予定より早く終了しなければならなかったが、明日までには解決できるだろう」
「今日の最優先課題は距離をかせぐことと、基本的な部分を正すことだった。だから午前中は空力に取り組み、まだ学ぶべき点がたくさんあるということを踏まえつつ、その後は新車の基礎的なところのチェックを多く行っていった。周回を重ねることと、基本的なところを抑えることがすべてで、明日はダニールとともに同じことをしていくことになる」
「良かったのは、初日にありがちな不具合以外では、すべてが思いどおりに運んだことだ。ドライバーからのフィードバックは予想に近いもので、全体的に見てかなり前向きなものだった」
「もっと多くの周回を走りたかったが、テスト初日としてはまったく不満はないと言える。パフォーマンスを見据えた走行はしていないけれど、それももう少し後で行う予定だ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

