F速

  • 会員登録
  • ログイン

メキシコGP開催地が#BridgesNotWallsを掲示。ペレスが全面的な支持を表明

2017年2月11日

 フォース・インディアF1のメキシコ人ドライバーであるセルジオ・ペレスは、#BridgesNotWalls(壁ではなく架け橋を)キャンペーンを支援するメキシコGP側の姿勢に賛同している。これは、アメリカのドナルド・トランプ大統領が進める外交政策が引き金となって始まったアクションだ。


 ソーシャルメディアのハッシュタグである#BridgesNotWallsは、トランプ大統領がアメリカとメキシコの国境沿いに壁を作るとした計画への抗議が拡がる中で、立ち上げられたもの。ペレスはメキシコ・シティに位置するエルマノス・ロドリゲス・サーキットが、このスローガンを掲げることへの全面的な支持を表明するため、同地での撮影にも参加。以下のように意見を述べた。


「F1メキシコGPのような国際レベルのイベントは、メキシコの人々が一丸となって取り組めば、どれだけのことを成し遂げられるのかを世界に向けて示すための素晴らしい機会となる。この比類のない世界的な場を通じて、メキシコは暖かく有効的な国だということが発信されてきた。2015、2016年のレースでは賞を得ているし、2017年シーズンのレースはさらに記憶に残るものになるだろう」


 トランプ氏のアメリカ大統領就任にまつわる様々な状況のなか、ペレスは自身のメキシコに対する愛国心の強さを隠そうとはしない。昨年には、個人スポンサーであるサングラスメーカーのホーカースが、壁の建設についてのジョークをツイートしたことを受けて、契約を破棄。当時、ペレスはツイッター上に、こう投稿している。


「本当にひどいコメントだった。今日かぎりで@HawkerxMX(ホーカーズ)との関係を断つ。誰であれ、僕の母国を愚弄することは許さない」 


 2015年にF1グランプリのカレンダーに復帰して以来、メキシコGPはすでに最も人気のあるレースのひとつとして定着している。主催者はバーニー・エクレストンから(FIAの)「ベスト・プロモーター賞」を、2015年と2016年の2年連続で受賞した。


 アメリカの新政権が掲げる政策、なかでも7カ国の国民の入国禁止やメキシコの壁建設に対する抗議運動が拡がるさなか、SNS上に登場したのが#BridgesNotWallsのハッシュタグだ。ここ数週間で、スローガン自体も世界中で見られるようになった。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ99
2位ランド・ノリス89
3位マックス・フェルスタッペン87
4位ジョージ・ラッセル73
5位シャルル・ルクレール47
6位アンドレア・キミ・アントネッリ38
7位ルイス・ハミルトン31
8位アレクサンダー・アルボン20
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム188
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム111
3位オラクル・レッドブル・レーシング89
4位スクーデリア・フェラーリHP78
5位ウイリアムズ・レーシング25
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号