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新体制マクラーレンF1から、CEOカピートが離脱。半年足らずで「見解の不一致」

2017年2月7日

 マクラーレン・レーシングのCEO、ヨースト・カピートが離脱することを、チームが認めた。カピートは昨年9月にマクラーレンに加入したばかりだった。


 2016年1月にフォルクスワーゲン・グループのモータースポーツディレクターを務めるカピートがマクラーレンと契約したことが発表され、9月にカピートは業務を開始した。


 しかしカピートを起用したのは当時グループの会長およびCEOを務めたロン・デニスであり、デニスはその後、グループトップのポジションから退いた。ザック・ブラウンがグループのエグゼクティブディレクターの座に就いたことで、新体制の下、カピートがチームを離脱するものと昨年のうちから推測されていた。


 マクラーレンのスポークスマンが英AUTOSPORTに対し、カピートがチームを離れることを認めたと、7日に報じられた。


「ヨースト・カピートはフォルクスワーゲン・モータースポーツで4年間にわたって成功を収めた後、マクラーレンに成功をもたらそうという強い決意を持ってチームに加入した」とスポークスマンが語った。


「彼は数年後には世界タイトルを獲得するという目標を抱き、勝つ力のあるチームを再び築き上げ、マクラーレンのF1マシンの競争力を高めることに100パーセント集中しようとしていた」


「しかし残念ながら、チームに成功を再びもたらすために何が必要なのか、今後何が必要になるのかという点について、我々はヨーストと、共通の見解を見いだすことができなかった」


「そのため、彼がマクラーレン・レーシングを去り、他の機会を検討することで、我々は合意した」


「彼が今後のチャレンジにおいて成功を収めることを祈る」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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