F速

  • 会員登録
  • ログイン

ウイリアムズF1の技術体制変更で、スメドレーの役割が拡大

2017年1月26日

 ウイリアムズF1チームのパフォーマンス・エンジニアリング責任者であるロブ・スメドレーが、今年は職務内容が拡大し、中長期にわたる開発にも注力していく見込みであると明かした。


 スメドレーはすべてのグランプリに立ち会い、マシンをコースで走らせることに関する責任を負っている。役割が広がっても、今までのこういった業務は継続するようだ。


 一方で、昨年のコンストラクターズ選手権を5位で終えたウイリアムズがタイトル獲得を目指せる位置に行くには、長期的な計画を立てる必要があるとして、今後はそれが自分の権限の範囲となるとスメドレーは述べた。


「私はデザインと空力関係の両方を見ていく」とスメドレーは語った。


「しかしこれからは、マシンを走らせ、コースで最大限のポテンシャルを発揮させ、レーシングチームとしてスムーズな運営をするといった、短期的なことだけに気を配るわけにはいかなくなる」


「今後はもっと中長期的な開発を見ていくことになるだろう」


「そういったことにもう少し集中していくことが重要だ。いつも同じレベルの仕事をしようとするのではなく、より優れたパフォーマンスを目指して前進するためにはね」


「それが私の仕事の鍵となるだろう」


 今年スメドレーは職務内容を変更し、ファクトリーで仕事をすることが多くなるのではないかといううわさが昨年流れた。


 ウイリアムズの技術部門の体制が変更されることもあり、プランは依然として流動的であるとスメドレーは認めた。


 チーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズが2016年末でチームを去った後、メルセデスで技術部門のエグゼクティブディレクターを務めたパディ・ロウがウイリアムズに加入し、上級職に就くものと考えられている。


 サーキットとファクトリーで過ごす時間をどう配分するのかと尋ねられて、スメドレーは「まだすべてが決まっているわけではないんだ」と答えた。


「我々の組織がまとまっていないというわけではなく、どうすればベストな体制になるのか、全員の才能をどこで生かすかを見極めようとしている」


「新車を披露するころには明確になるだろう。最大のニーズがどこにあるのかで決まる部分が大きい」


「私はウイリアムズのために働く。子供のころからこのチームに対して情熱を持っているんだ」


「今まさに行われている、ウイリアムズ活性化の過程にかかわることができて幸せだし、どういう役割であろうときちんと見届けたい」


「最後まで見届けることが僕にとっては重要なんだ」


「このチームのために全力を注いできた」


「(2016年は)思うような結果を出せない一年だったが、成績が思わしくない時期に問題の解決にあたることなく、もっと快適な環境を求めて去るような人々は、いずれにしてもウイリアムズが雇いたい人々ではないと思う」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

3/14(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/15(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/16(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/16
第2戦中国GP 3/23
第3戦日本GP 4/6
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号