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引退したマッサの復帰を打診したクレア「本当にばつが悪い思いでした」

2017年1月20日

 クレア・ウイリアムズは、フェリペ・マッサをメルセデスへ移籍するバルテリ・ボッタスの後任とするため、一度引退を決意したマッサを再びチームに呼び戻すことには気が引けたと認めた。 


 ウイリアムズは、マッサがチームのクリスマスパーティでファクトリーを訪れた直後に彼へ電話で打診したが、マッサは復帰できることを喜んだ。なぜなら当時は、トップチームのシートには空きがないと認識していたため引退を決断したからだ。


「フェリペは引退を発表していましたから、チームはみんなで彼を送り出しました。でもそのあとで“引退を撤回してもらってもいいかしら?”と電話で聞かなければならないのは、本当にばつが悪い思いでした」とクレアは語った。


「ですが、フェリペはチームへの復帰の話にとても喜んでくれたので、それは私たちにとって大きな救いとなりました」


「私たちは、信用できないドライバーをマシンに乗せることは決してしません」


「昨年、最後のレースでみなさんが見たように、フェリペは少しもモチベーションを失っていませんでした」


 クレアは、ボッタスの代わりに若いドライバーを探すべきで、マッサにはF1後の人生を前向きに進ませるべきだという意見を却下した。


 「『マッサを引退させて、ゆっくりさせてやれ』という多くの声があったことは知っています。ですが、彼はF1の世界に戻りたいのです」


「実際、私は彼がそれほど引退を望んでいなかったとは気づきませんでした。だからこそ、今年良い仕事をしてくれると思います」


「彼はプレッシャーから解放された状況で、楽しむことができる1年を手にしました。他のことを何も心配せずに、仕事にうちこむことができるのです」


「だから、今年の彼がランス(・ストロール)とのコンビで何を成し遂げてくれるか本当に楽しみにしています」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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