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ロズベルグの後任問題:バトンのF1復帰で丸く収まる?

2016年12月8日

 かつてジョーダンやスチュワートでデザイナーを務め、現在英AUTOSPORTのテクニカルエキスパートを務めるゲイリー・アンダーソンが、ニコ・ロズベルグの引退について語ると共に、メルセデスが後任としてどのドライバーを選ぶべきか、見解を示した。


 先週金曜に新チャンピオンのロズベルグが電撃引退、それ以来、誰が2017年にルイス・ハミルトンのチームメイトになるのかに大きな関心が集まっている。


 アンダーソンが読者からの質問に答える英AUTOSPORTの人気企画に、さっそくロズベルグの後任問題に関する質問が寄せられた。


「ニコ・ロズベルグが引退するという決断を下しましたが、それについてどう思いますか? また、あなたなら彼の後任として誰を選びますか?」という問いに対して、アンダーソンは以下のように答えた。


「(ロズベルグの引退発表には)正直言って、少し驚いた。だがアブダビ決勝の後の様子から見て、彼は非常に緊張した週末を送ったこと、それが何週間も続いていたかもしれないことが見てとれた。彼は(タイトルを取って)喜びと感情を爆発させるというより、ほっとした様子だったのだ」


「彼には愛する妻と幼い子どもがいる。だが世界中を旅して回る生活では家族と過ごす時間をとれず、家族とさまざまな経験を積んでいくことができない。そして、朝早く目覚まし時計に起こされるような生活をしなくてもいいぐらい、銀行には貯金がたっぷりある」


「ロズベルグは目標を達成した。そして今後の2年か3年に同じことができる可能性は、50パーセントに満たないだろう」


「彼をけなしているわけではない。今年のワールドチャンピオンとしてふさわしいドライバーだし、今後も高い競争力を発揮するだろう。だがライバルはルイス・ハミルトンであり、来年は新しいレギュレーションに適応しなければならない。今年ほどの成功を再度収めるのは簡単ではない」


「彼の後任にふさわしい人物は誰か。それはバルテリ・ボッタスだ。彼はすでにウイリアムズと契約を結んでおり、メルセデスがボッタスを獲得するには、ウイリアムズと交渉しなければならない。もしウイリアムズがボッタスを手放すとしたら、その代わりはどうするか? 今年で引退することを決めたジェンソン・バトンを1年だけ復帰させ、ルーキーのランス・ストロールの指導者にするのはどうだろう?」


「これならすべてが丸く収まる。ボッタスが優勝する力があるマシンで走るところをようやく見ることができるし、彼ならハミルトンに全く歯が立たないということもないだろう。一方、バトンにとってはメルセデスエンジンを積んだウイリアムズに乗れるのはうれしいことだろうし、ストロールの成長をうまく助けていくはずだ」  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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