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ロズベルグF1電撃引退余波。後任は「自由に開かれている。急がない」とチーム代表

2016年12月3日

 メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、引退することになった新ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグの代わりにシートに座る2017年のドライバーについて 「必要な時間を取る」とのコメントを残した。


 ロズベルグは、彼自身初めてとなるタイトルを獲得した5日後の金曜日に突如、F1からの引退を発表した。


 31歳のニコは今年の7月にはメルセデスと新しい2年契約を結び、2018年末までメルセデスF1のドライバーとして活躍を見せるはずだった。


 メルセデスのジュニアチームから今季F1に昇格したばかりのパスカル・ウェーレインは、マノーでF1初のシーズンを終えたばかりだが、ニコに代わってメルセデスF1のシートに収まる有力候補のひとりだ。だが、ウォルフはルイス・ハミルトンのパートナー探しについては、急いで決断するつもりはないようだ。


「チームにとってこれは予想外の状況だが、エキサイティングなものでもある」とウォルフ。


「我々はF1のテクニカル・レギュレーションが変わる新時代に入っており、来季に向けてメルセデスのコクピットはどのドライバーにも自由に開かれている」


「この選択できる権利を吟味して、正しい未来に向けて必要なだけ時間を取るつもりだ」


 ロズベルグは、F1キャリアの最初の4シーズンをウイリアムズで過ごした後、2010年にワークスチームとなったメルセデスに移籍した。2013年以来、ミハエル・シューマッハー、ハミルトンをチームメイトに迎え、ロズベルグは23のグランプリで勝利を挙げ、30のポールポジションを獲得した。


「メルセデスでのニコは、極めて高いパフォーマンスを備えたチームメイトを相手にタフな時代を過ごしてきた。彼はそんな激しいプレッシャーを受けながら、ファイティングスピリッツと優雅さを失わず、粘り強くこの世界の尊敬を集めてきた」と話すウォルフ。


「2010年以来、ニコはチームに競争力を注ぎ込んできた。私たちはシンプルに、ニコには『ありがとう』と言いたい。彼はミハエルとルイスの2人の偉大なドライバーと一緒に、素晴らしい成功を私たちにもたらしてくれた」


 ウォルフは、ロズベルグが家族のために引退するという決断をすぐに受け入れ、敬意を表したと語った。


「これはニコの勇敢な決断であり、彼の強い人間性の証でもある」とウォルフ。


「ニコはワールドチャンピオンになるという幼い頃からの夢を成し遂げ、キャリアの絶頂を迎える時に、そこから立ち去ることを選んだ」。


「彼の明快な決断を聞いて、私は素直に彼の決断を受け入れた。短い言葉で人の本質を捉えることは不可能なことだがね」


「それでもニコは特別に生まれ持った才能とファイティング・スピリットを合わせ持っており、それが今のポジションに彼を連れて来ることになったのだ」


「ニコのキャリアは、彼の父親がワールドチャンピオンであったために、多くの人間が成功への近道にいると思っていたはずだ」


「実際には、さまざまな面で大きな挑戦が待ち受けていた。彼の双肩にはより大きな期待がかかり、ニコはいつも大きな重圧とともに戦わなければならない生活を強いられてきたのだ」



(Translaton:AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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