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パーマー「視界がまったくなかった」とF1ブラジルGPでの悲惨な状況を振り返る
2016年11月15日
ルノーF1のジョリオン・パーマーは、ダニール・クビアトに追突してブラジルGPをリタイアした際、視界がまったくなかったと語った。
インテルラゴスで2回目のセーフティカー後にレースが再開され、クビアトとパーマーは最後尾を走行。それぞれピットでパンクしたインターミディエイトタイヤをウエットタイヤに交換していた。
激しい水しぶきのなか、パーマーはクビアトに追突。パーマーはリタイアしたが、クビアトはマシンにダメージを負ったまま13番手でレースを続けることになった。
「追突したとき、僕は何も見えなかったんだ」とパーマー。
「フルウエットタイヤを履いていて、前方にいたドライバーたちよりもグリップがあった。そしてまったく視界がない状況だった。僕はクビアトの後ろに近づいていて、イン側から抜こうと思った」
「彼の大体の位置はわかっていたが、本当にスピードを落とさないとわからなかった。スピードを上げた途端、激しい水しぶきが起こった。とにかく何も見えなかった」
クビアトはパーマーから追突されたせいで彼のマシンは「終わった」と語った。
「マシンはほとんど操縦不能、何をするのも難しい状態だった」とクビアトは述べた。
レースは5回のセーフティカーと2回のレッドフラッグで何度も中断されて終了まで3時間かかったが、パーマーによると路面コンディションはピットに急いで駆け込むのも難しいほどだったという。
「雨が降っている中で必要以上のトルクがある状況で、路面には川のように水が流れているところもあった。その上、後方にいるドライバーは視界がまったくきかなかった。コース上でラインをキープすることすら難しかった」
「ドライだったら気にしないコーナーも、ウエットではしっかり位置を把握しなければならない。アクアプレーニングも起きて、何も見えなかった」
(Translation: AKARAG)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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