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「くじ引きみたいなF1ペナルティ裁定」に不満。F1スチュワードメンバー固定を求める声

2016年11月6日

 トロロッソのカルロス・サインツJr.は、現在のF1ペナルティに関する判断は“まるでくじ引きのよう”であるとして、より一貫した裁定がなされるよう、スチュワードメンバーを固定すべきであると主張した。


 今シーズン、ホイール・トゥ・ホイールの接近戦に関して数多くのレギュレーションが施行され、それについての議論が沸騰するとともに、F1における審査プロセスが注目を浴びている。


 一部チームやドライバーたちが、事故発生時におけるオフィシャルの干渉を減らすよう呼びかけるなか、サインツはスチュワードのメンバーを固定することがペナルティ基準を一貫させる助けになると信じている。


ペナルティ判断基準の明確化を求めるサインツJr.
ペナルティ判断基準の明確化を求めるサインツJr.

 メキシコGPの決勝スタート直後にフェルナンド・アロンソをコース外に押し出したとしてペナルティを受けたサインツは、「事故をひとつひとつ見ていくか、それとも一定したルールを作るか。F1はこれについて判断する必要がある」と言った。


「最近では、ほんの少しでもルールに触れそうな動きをした場合、何が起こるか予想するのは難しい」


「ペナルティを受けるかどうかは、まるでくじ引きで決まるかのような感じだ」


「(メキシコGPでは)僕とフェルナンドのケースにとても似た状況がいくつかあったのに、それにはペナルティは科されなかったと聞いた」


「ドライバーはレースにおいて、他のドライバーをオーバーテイクするときの明確な基準を頭に入れておく必要がある」


「彼ら(スチュワード)のところへ行くときに、彼らがルールに関してどう考えているのか、僕らは知っておかなければならない」


 F1ではレーススチュワードの中に必ず元ドライバーを加え、グランプリによって異なるメンバーを起用している。サインツは毎回同じ人物がスチュワードを務めるべきだと考えている。

メキシコGPでスチュワードを務めたダニー・サリバン(右)
メキシコGPでスチュワードを務めたダニー・サリバン(右)

 
「僕はF1に参戦して以来ずっとそう(F1はスチュワードを固定すべきだと)言ってきた」


「当然、人のやることだから、他人の意見は僕の意見と違うだろう。だから毎戦、全く意見が出ることになる」


「今の時点では、自分の走りや事故に対してどういう裁定が下されるのか全く分からないんだ」
「(たとえば)メキシコGPでフェルナンドが芝生の上にいるのを見て、僕にペナルティを科すのか、それともすごい走りだと思うのか」


「(スチュワードが固定されたメンバーだったら)おそらく同じような判断が毎週末下されると思う」
  
「毎回同じということはないかもしれないけれど、でも非常に近い判断になるだろう」
  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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