F速

  • 会員登録
  • ログイン

「フェラーリに行ってベッテルは変わった」。“行き過ぎた暴言”に元ボス、ホーナーが驚き

2016年11月5日

 相次ぐ暴言によって物議を醸しているフェラーリのセバスチャン・ベッテルについて、前所属チームの代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブル在籍時には今のようにフラストレーションを爆発させることはなかったと述べた。


 メキシコGP決勝で3位を走るレッドブルのマックス・フェルスタッペンがベッテルに対してポジションを防御している際にコースオフ、そのままのポジションでコースに戻ったことで、ベッテルは無線で苛立ちを示した。


 その後、立て続けに暴言を吐き、対象がFIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングにまで及んだため、チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネから落ち着くよう無線で指示されたほどだった。


 その前にも、メキシコGP金曜日のフリー走行中にマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソに進路を妨害されていると感じたベッテルは、彼を「ばか」と呼び、その無線がテレビで放送された。


 ベッテルは暴言に対して騒がれるのを理解できないと言い、バトルの興奮の中でアドレナリンと感情のせいでフラストレーションが爆発してしまったのだと主張した。


 しかし彼の元チームメイトであるダニエル・リカルドは、今年のベッテルは彼らしくなく、少しフラストレーションのレベルが高すぎると述べている。


 2009年から2014年までベッテルのボスだったホーナーは、感情的な暴言に対しての意見を聞かれ「私たちとレースをしていた頃の彼の性格とは違うと思った」と答えた。


「彼のフラストレーションは言葉となってみんなに聞かれてしまった」


 ベッテルは謝罪の書簡をホワイティングとFIA会長であるジャン・トッドに送ることで、暴言に対する懲戒処分を逃れた。

メキシコGPで暴言を連発したベッテル
メキシコGPで暴言を連発したベッテル


 ホーナーはFIAが決定を下す前に、ベッテルは暴言によって懲戒処分を科されるものと予想していた。


「当然、興奮の中でドライバーは感情が高まるものだ」
「もしサッカー選手がマイクをつけていたら、サーキットで聞こえてくるよりもっとひどい言葉が出てくるんじゃないだろうか」


「しかしどのスポーツでも、審判に暴言を吐くことは許されない」
「だからもしお咎めなしということになったら私は驚くだろうね」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号