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今季好調のライコネン、復活のカギはフェラーリ内部の人事刷新にあり

2016年11月5日

 キミ・ライコネンは、今年フェラーリ内で彼と緊密に仕事をしているメンバーが一部入れ替わったことが、復調の鍵になっていると示唆した。


 昨シーズンのライコネンは、新しくチームメイトになったセバスチャン・ベッテルのパフォーマンスに全く及ばず、3度の勝利を飾ったベッテルのおよそ半分のポイントしか獲得できず、優勝も一度もなかった。


 期待はずれのシーズンとなった2014年に遡ればライコネンはシーズンを12位で終えており、当時チームメイトだったフェルナンド・アロンソの合計獲得ポイントの三分の一強を獲得したに過ぎなかった。


 今年のライコネンにはペース、週末を通してのパフォーマンス、そして日曜日の一貫性のある走りといった点において改善が見られ、残り2戦の現時点でわずか9ポイント差でベッテルの後ろにつけている。


 フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは先月、ライコネンは現在自身のメカニックたちに信頼と献身を感じていると述べた。


 メキシコの週末、ライコネンは今シーズンは新しいスタッフと仕事をしていることを明らかにした。


「一緒に仕事をしているスタッフに変更があった。彼らはとてもよくやっている」


「彼らはやるべきことに熟達していて、一緒にいい仕事ができている。とてもいいやり方でね」


「お互いをよく理解しているし、仕事のやり方についても同じ考えを持っているんだ」


 ライコネンは、今は、詳細にいたるまで正確さにこだわり、正しい意思決定プロセスを踏んでおり、それが効果を生みつつあると語った。


「細かいところまで正確であるのか、あるいは完全に正確でないのか、まあまあ近いところにいるのかを確かめる。細部まで厳密に正確であるべきなんだ」とライコネン。


「そうしたメンタリティを持っていれば効果が出る」


「たくさんの小さなことがあって、それらが正確なら、ラップタイムに大きな影響を与えることになる」


「正確でない場合、ふたつかみっつ何かを加えると、突然ラップタイムに大きく影響する」


「マシンの状態がよくて、思うように走れる。それはとても助かる」

ファンにサインをするライコネン
ファンにサインをするライコネン


 自身は進歩しているものの、フェラーリは今もコンストラクターズ選手権でメルセデスとレッドブルの下に位置しており、チームにはまだやるべきことが多いとライコネンは考えている。


「今年はいいシーズンじゃない。僕たちは上位で優勝争いをしたいんだ」とライコネン。


「それができないのにいいシーズンだとは言えないよ」


「最終結果は僕たちがチームとして望んでいるものではない」
  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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