F速

  • 会員登録
  • ログイン

ハースF1、次のブラジルGPで異なるメーカーのブレーキをテストへ

2016年10月29日

 ハースは次戦ブラジルGPの週末に、これまでとは異なるメーカーのブレーキをテストする。彼らは今季たびたびブレーキのトラブルに見舞われており、その原因究明の一環としてのテストだ。 


 インテルラゴスでは金曜のプラクティスセッションを利用して、どちらかのマシンにカーボン・インダストリーズ製のブレーキを取り付けて走らせる予定で、結果が良ければそのままレースでも使う可能性があるという。


 もう1台のマシンは、引き続きブレンボ製のブレーキを使用する。このところロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスは、いずれもリタイアにつながるブレーキトラブルを経験してきたが、その時に使っていたのはこのブレンボ製だった。


 カーボンブレーキについては長年の経験と実績があるブレンボは、ハースが別のサプライヤーの製品を試すことに、むしろ賛成しているという。そうすることで、問題の原因がもっぱらブレーキにあるのか、あるいは車体側の問題なのかが明確になるからだ。


 チーム代表のギュンター・シュタイナーが明らかにしたところによると、今週末のメキシコでのレースについては、問題を解決するための試みとして、同じブレンボ製でも材質の異なるブレーキローターを使用する。


 グロージャンとグティエレスは、ブレーキに関しては問題なく金曜のプラクティスを終えた。ただ、グロージャンのクルマにはECUのトラブルが発生し、その原因を究明するためにフロアの取り外しを余儀なくされたため、FP2のうち約1時間を失った。


 前戦アメリカGPをブレーキの問題によりリタイアしたグティエレスは、これまでと材質の異なるブレーキについて、「オースティンの時よりは少し良くなり、しっかりした感じだった。このブレーキを可能な限り最良の状態で使えるように、チームとしてベストを尽くしている」と述べた。


「ブレーキが効かなくなるかもしれないと考えながらドライブするのは、あまり気持ちのいいものじゃない。特に最高速が360km/hにも達する、このサーキットのような場所ではね」


 一方、グロージャンはこう語っている。「これまでのブレーキはあまりにもひどすぎた。今回は少し良くなっている。まだ完全に望ましい状態とは言えないけど、今日は一日ずっとブレーキについて文句を言い続けるほどではなかったよ」



(Translation:Kenji Mizugaki)


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号