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ガスリー、来季のトロロッソ昇格失敗もF1デビューに向け“オプション”を模索へ

2016年10月26日

 ピエール・ガスリーは、なぜ自身が来季のトロロッソのシートを逃した理解できておらず、現在は2017年のF1デビューに向けて様々なオプションを検討していると語った。
 
 来季に行われる大幅なルール変更を前に、トロロッソの代表であるフランツ・トストは継続性の重要さを強調し、ダニール・クビアトとカルロス・サインツJr.のラインナップ継続を選択した。


 しかし、レッドブルのジュニアドライバーでありGP2の優勝候補であるガスリーは、自分がクビアトの代わりとして昇格できる位置につけていると感じていた。


「もちろん僕の目標は来年トロロッソに入ることだった」


「彼らの決定を本当には理解していなかったし、どんな理由も納得しなかったさ」


「僕にはすごくいい感じに見えたし、(レッドブルのモータースポーツアドバイザーである)ヘルムート(・マルコ)と話し合い、(昇格を)実現させようとしていた」


「それから2、3日の内に何が起こったのかは知らない。でもすべてがものすごい早さで動いたんだよ」


「彼らはクビアトと契約した。僕には理解できなかった。僕の理解では、僕は正しい場所にいたけど、ただただタイミングが悪かったように思える」


GP2参戦中のガスリー
GP2参戦中のガスリー

 今のところフォース・インディア、ルノー、ザウバー、そしてマノーのシートに空きがあるため、ガスリーは2017年にF1に昇格するという希望を諦めたわけではないと語った。


「本当にがっかりしたけど、今となっては過ぎたことだし、僕は前に進むだけだ」


「僕はもう未来を見ている。選択肢はかなり拡げているよ。F1にはまだたくさんシートがあるからね」


「今週末ヘルムートとかなりの時間話し合いをしたから、F1の世界に入りたいという僕の目標を彼は分かってくれている」


「僕たちはただ最もよい選択肢を見つけるだけだ。それはF1で一番いい契約を選ぶか、あるいは来季F1入りできないのであれば、2018年への準備をするために最適な何かを選ぶかだ」


 その選択肢について、リザーブドライバーの役割でもありえるのかと聞かれ、今季レッドブルとトロロッソでテストを行ったガスリーは「その通りさ。まだ終わってない」と答えた。


「たしかに僕たちは(シート争いで)一敗を喫した。だけど競争に負けた訳じゃない」


「悔しいよ。でも僕は、F1ではたまにおかしな事があるけどそれに対応しなくちゃいけないと学んだんだ」


「この出来事は僕を精神的に強くしてくれた。来月末のGP2(最終戦)で優勝するべく、これまでになくモチベーションが上がっているよ」


F1アメリカGPでのガスリー(左)
F1アメリカGPでのガスリー(左)

 ポイントリーダーであるアントニオ・ジョビナッツィに7ポイント先行されているガスリーは、この後アブダビで開催されるGP2最終戦へと向かう。


 クリスチャン・ホーナーは、ガスリーが来シーズンに目を向ける前にGP2での王座獲得に専念しているため、彼がレッドブルファミリーに残るだろうと語った。


「彼はチームに残るだろう」


「彼の優先事項はGP2のタイトルに挑戦し、それを勝ち取ることだ」


「とても高く評価されているし、我々と共に非常に良い仕事をしてきた。先週彼とタイヤテストを行ったが、それは我々が彼をどれだけ高く評価しているかの現れだ」


「彼のレースプログラムに関しては私は分からない。しかし彼は我々のためにテストドライバーやリザーブドライバーになり、多くのシミュレーションを行うことになる」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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