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「アメリカで真のマクラーレンが戻ってきた」F1日本GPの低迷は例外的とチーム

2016年10月26日

 マクラーレン・ホンダF1チームのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、アメリカGPで「真のマクラーレン」が戻ってきたと語った。


 マクラーレンは2週間前、ホンダのホームレースである日本GPを惨めな結果で終えなければならなかった。フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはそれぞれ1周遅れの16位と18位でフィニッシュし、アロンソは「悪い意味で予期せぬ結果だった」と述べたほどだった。


 しかしオースティンでアロンソは、自身とホンダがマクラーレンとのパートナーシップを再開した2015年以降でのチームの最高位タイに当たる5位でフィニッシュ、一方のバトンも9位で入賞した。


「我々のマシンのパフォーマンスは(日本の時と)同じだった。ただ我々は他と比べて高速コーナーで少し劣っている」とブーリエは述べた。


「低速コーナーでは強いが、高速コーナではそうではない」


「日本では予選でいいバランスをつかむことができず、いい予選結果を出せなかった。そして決勝では他のドライバーたちの後ろに引っ掛かってしまった」


「スタートも1周目も特別よくはなかった。すべてがうまくいかなかった」
「1台もオーバーテイクできず、後方から抜け出すことができなかった」


「だがオースティンでは通常の状態に戻った。チャンスがあればそれをものにするということを見せつけた。実際、たくさんのマシンを抜くことができた」


「(オースティンでの)この姿が真のマクラーレンに近い。直近の4つか5つのレースを振り返ってみれば、ここが我々の場所だとわかる。日本は1回きりの不調にすぎない」


 ブーリエは、チームは今季は高速コーナーでの弱さに対処するよりも、2017年のレギュレーション変更に集中すると言明した。


「(高速コーナーの問題には今取り掛かる)価値がないんだ。それより来年にあらゆる種類のコーナーで強くなるにはどうしたらいいかを理解する必要がある」


「少なくとも今回(のレース)は我々にとってポジティブなステップだ。力強くシーズンを終えて2017年へ進むためのね」


 ブーリエはアロンソの5位という順位は、現在の序列におけるマクラーレンの立ち位置を正確には反映していないことを認めた。


 決勝では、フェラーリのキミ・ライコネン、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがリタイアし、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは1周目にタイヤのパンクに見舞われて最終的に16位に終わった。


「我々は現実的にならなければ。実力からすれば我々は8位か9位にいるのが自然なんだ」とブーリエ。


「日本とは違って、ふたりとも良いスタートが切れたし、ファーストラップも素晴らしかった。そしてレースの間中、タイヤをうまくいたわって走ることができた」



(AUTOSPORTweb)


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