F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「ブレーキング中の進路変更は新世代に多い」グロージャンとハミルトンが主張

2016年10月25日

 ロマン・グロージャンが語ったところによると、ブレーキング中の動きで批判を受るべきF1ドライバーはマックス・フェルスタッペンだけではないという。


 フェルスタッペンがコーナーでディフェンスをする際のラインの変え方には多くのドライバーが不満を抱いており、このことがアメリカGP金曜日のドライバーブリーフィングで、またも議題となった。FIAは「潜在的な危険がある」として何度か取り締まりを行っている。


「ブレーキング中の動きについては、何度も目撃してきている。日本でのレースを見て、昨日も苦情を言わせてもらった。多くのドライバーがブレーキング中にラインを変えている。(カルロス)サインツJr.、マックス、(ジョリオン)パーマーらに同じようなことをされてきた」とグロージャンは語っている。また取り締まりの必要性について聞かれると、以下のように答えた。


「必要だと思うよ。下位カテゴリーでは良くあることなので、彼らがF1に来ると同じことをしてしまう。けれどもスピードは同じではない。ときにはオーバーテイクの作戦として、故意にブレーキングを遅らせることもある。まっすぐに行ってしまうこともあるにはあるが、もし他のドライバーがブレーキング中に思わぬ動きをしたら、宙を舞うことになる」


「いまのところは、キミ(ライコネン)、ルイス(ハミルトン)、(エステバン)グティエレスなど、後ろについたドライバーが常に避けるしかない。それではダメなんだ。結局は右についてブレーキをかけてイン側に逃げるか、左を走っているしかない。ブレーキング中におかしな動きをするのは、最も良くないことだ」


 日本GPのシケインでフェルスタッペンがイン側に動いたことでコースオフを余儀なくされたハミルトンは、新たな世代のドライバーの参入により、こういった作戦が浸透しつつあると主張する。


「僕がいたこれまでの10年間、F1は同じルールであり続け、ドライバー全員がそれを理解していた。新たに入ってきたドライバーたちだけが、僕らが何年にも渡って守ってきたこのルールにそもそも従っていない。新しいドライバーが入ってきて、異なるやり方や意見が見られるのは面白い。けれど互いに敬意を払うことが重要だ」


「僕らは本気のスピードで走っているのだから、ディフェンスに全力を注ぐのはいいとしても、ブレーキング中にはするべきではない。(FIAのF1レースディレクターである)チャーリー(ホワイティング)が、多くのドライバーの意見を理解してくれているのは、素晴らしく良いことだ。ブレーキング中にラインを変えることが許されるなら誰もがそうするだろうし、新しいスタイルでのドライビングをすることになるけれど、それでは危険だ。だからルールは非常に厳しく、明確なものでなければならない」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

12/6(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/7(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/8(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd22 ラスベガス&Rd23 カタール&Rd24 アブダビGP号