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F1テスト開催地問題で紛糾。「バーレーン行き強要は無責任」とレッドブルが批判

2016年10月11日

 レッドブルチーム代表クリスチャン・ホーナーは、メルセデスが2017年F1プレシーズンテストをバーレーンで開催することを希望していることを受け、予算の少ないチームにそれを強いるのは「無責任」であると語った。


 2月27日から3月2日、そして3月7日から10日までの両方のF1テストがバルセロナで開催されると合意されていたが、マレーシアGP週末にバーレーンで開催すべきとする動きがあった。


 それぞれのチームに開催地選択の余地を与える、または1回目はバルセロナ、2回目はバーレーンで行うなど様々なプランが議論されているが、タイヤメーカーのピレリは、2017年に新しいタイヤを導入する前に温暖な気候で走らせたいとして、バーレーンでのテストを熱望している。


「私個人としては、ヨーロッパにとどまることを希望している」とホーナーは言った。


「多分、全チームの65から70%は経費確保や財政難に苦しんでいる」


「スペインなら、新たなコンセプトのマシン開発を行っているファクトリーから1時間半の距離であり、すでに気温も上がってくる季節だ。それを考えれば、私には(スペインでなくバーレーンでテストを行うことは)財政面で無責任な判断に思える」


「多額の支援金が出るとか、メルセデスがバーレーン行きの全員の運送費を払うとかでなければね。そんな事はないと思うが」


「全チームに(バーレーンで)テストをしろと指示し、強制するのは少し無責任だ」
「我々のチームはバーレーンに行く余裕があるが、バルセロナでテストする方がいいと信じている」
「不必要に巨額の出費を負うという論理がわからない」


 このホーナーのスタンスを、予算の比較的少ないフォース・インディアとマノーは支持している。


 フォース・インディアのチーム副代表ボブ・ファーンリーは、バルセロナとバーレーン開催でのコスト差は“ほぼ50万ドル(約5200万円)”に達すると主張している。


「予算という観点から、もし選択があるのなら、その選択をすることを許されるのが多分よりよい解決策だ」とファーンリー。
「我々にとっては、現時点では、バーレーン行きのコストの方が著しく高いので、バルセロナということになる」


 マノーのレーシングディレクター、デイブ・ライアンはそれに同意して、多くのチームがイギリスに拠点を置いている点を考慮し、輸送的にはスペインが道理にかなうとした。


「もしバーレーンにいたら細かい問題に対応できないが、もしバルセロナなら(パーツを)荷造りして、バンに乗せ、一晩でバルセロナに運ぶことができる」とライアンは語った。


「皆、バーレーンは飛行機でたった7時間だと言うが、そのフライトの前後にも輸送がある」


「ただ、タイヤやマシン開発の面を考慮すれば、2、3チームに(バーレーンで)テストしてもらうのが賢明だと思う」
「もしすべてのチームがそうすることを決定するなら残念だが、私に提示された様子では、絶対そうはならないだろう」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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