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F1日本GP鈴鹿開幕。メルセデスがワン・ツー発進。アロンソは9位

2016年10月7日

 2016年F1第17戦日本GPのフリー走行1回目が10月7日(金)、10時から行われた。トップタイムはメルセデスのニコ・ロズベルグがマーク。


 多くのファンが集った鈴鹿サーキットで、いよいよ日本GP最初のセッションが始まった。セッション開始と同時に多くのドライバーがインストレーションラップを開始し、鈴鹿に持ち込んだマシンの感触を確かめる。


 ところが、セッション開始から約22分を過ぎたところで、フェルナンド・アロンソがスピンを喫する。スプーンカーブの進入でリアが出たアロンソはタイヤバリアに接触し、リヤウイングの翼端板を破損してしまう。ストップすることなく自走してピットまで戻るが、ダメージはマシンの他の箇所にも及んでおり、修復に時間を要した。メカニックの素早い作業が実を結び、アロンソは残り30分のところでコースに復帰。失った時間を取り戻すべく再び走行を重ねた。


 セッションの残り時間も少なくなり、各車がアタックラップを開始。メルセデスの2人は、ニコ・ロズベルグがアンダーステアを、ルイス・ハミルトンはパワー不足をそれぞれ無線で訴えるシーンもあったが、ワン・ツーのタイムを記録し、早くも昨年のポールポジションタイムを更新する。次いでフェラーリ、レッドブルがトップ6を形成。


 残り25分を過ぎたところで、ハースのロマン・グロージャンがデグナーカーブでコースオフし、フロントウイングを破損。グロージャンは無線でブレーキの不調を訴えており、前戦マレーシアからの不安要素は払拭されていない模様だ。グロージャンはコースに復帰した際、砂利やデブリをコース上に撒いてしまい、他のドライバーはしばらくタイムを更新できないままセッションは推移していく。


 その後もトップ10の変動はなく、ロズベルグ、ハミルトン、ベッテル、ライコネン、リカルド、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ペレス、アロンソ、ボッタスのオーダーでフリー走行1回目は終了となった。


 F1日本グランプリ金曜フリー走行2回目は、14時から行われる。



(AUTOSPORTweb)


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