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エンジントラブル多発のハミルトン、走行距離節約のためF1フリー走行欠場も示唆
2016年10月3日
メルセデス・モータースポーツのトップを務めるトト・ウォルフは、F1マレーシアGPにおいてルイス・ハミルトンのリタイア原因となったエンジントラブルを、「くまなく調査する」ことを約束した。
トップを走行中だったハミルトンは、残り15周となった時点でエンジンがブロー。タイトル争いをするチームメイトのニコ・ロズベルグに対し、23ポイントの差をつけられる結果となった。次戦の日本GPを含めて今季はまだ5戦が残っているものの、使用できるエンジンは2基という厳しい状況に立たされている。
ハミルトン車の大きなエンジントラブルは、中国GPとロシアGPで発生したものに続き、今シーズン3度目となる。残る2基のエンジンについて科学的な調査をするかとの問いに対し、ウォルフは以下のように回答している。
「我々には2基のエンジンが残されている。ひとつは3レースに使用したもので、もうひとつはまったくの新品だ。今後のレースに向けて、これらをくまなく調査する。とはいえ、科学的なアプローチですべてをチェックするというのが、そもそもの我々のやり方だ。トラブルの原因を具体的に特定するために必要なことは、すべて行う予定だ」
これまでにハミルトンを襲ったエンジンの問題は、それぞれが関連するものではないとウォルフは言う。
「多くのトラブルは、それぞれと関連していないというのが、興味深いところだ。別々の問題が起きている。供給プロセスによる問題であったり、素材、組み立て、単純な設計ミス、はては耐用距離に達していないのに劣化が起きていたりと様々だ。特定できるようなパターンが存在しない」
ハミルトンは2基のエンジンで残るレースを戦い抜けるか否かを懸念しており、エンジンの走行距離を抑えるために、フリー走行に出走しないことも考えていると話す。
「2基のエンジンが(残りのレースを)走り切れるかどうか、わからない。でも、それを願うことはできる。この2基が確実に最後まで保つよう、チームにはできるかぎりのことをしてもらいたいと考えている。フリー走行を走らないことも対策のひとつになるなら、走らないことにする。レースを戦い抜くためになら、何だってする」
一方でウォルフは「フリー走行に出走しなければ、それが週末全体にダメージを与えかねない。レースに向けて、より信頼性の高い状況を作り上げていくつもりだ」と語り、フリー走行の欠場については否定的な考えを示した。
(Translation:Akane Kofuji)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
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