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改修されたセパンの最終コーナー、F1ドライバーの大半に不評
2016年10月1日
マレーシアGP初日のプラクティスを終えて、F1ドライバーの大部分は、セパンの最終コーナーに加えられた変更があまり好きになれないと語っている。
全面的な再舗装を含めたコース改修の一環として、ターン15(最終コーナー)のヘアピンは、ドライバーにとってよりチャレンジングにするために、内側を高くしてオフキャンバーにされた。
これについてレッドブルのダニエル・リカルドは、「カレンダー中で最も魅力的なコーナーとは呼べない」と批判的だ。
「確かにチャレンジングではある。それがポジティブな面のひとつだろう。インサイドにクルマを寄せようとすると、通常とは逆のバンクによって外へ流される感じになるし、かといってアウト寄りを通るラインでは遠回りになってしまう」
「あまり楽しいコーナーとは言えない。外側へ下がるにつれて、路面のグリップも低くなるしね」
他のドライバーの感想も、概してリカルドの意見と似たものだった。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、このコーナーが「意図的にトリッキーに」されており、「意地悪」になったと表現した。ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは「それほどいい感じではない」と述べ、カルロス・サインツJr.も「コーナーが逆バンクだなんて不自然」という理由で、好きではないと評している。
ハースのロマン・グロージャンは、このコーナーの正しいラインを探すのが「ものすごく難しくなった」と語り、さらにこう付け加えた。「走っていて楽しいという感覚が得られないから、あんまり好きじゃないね。やっぱり僕は、これとは反対の向きにバンク角がついていて、その分グリップが稼げて速く走れるコーナーの方が好きだ。これは改悪だったと思うよ」
ルイス・ハミルトンは、形状の変わったこのコーナーは「ヘンな感じ」で、改修の狙いのひとつとされているオーバーテイクの増加は期待できないだろうと述べた。
「オーバーテイクに関しては、以前と何も変わらないだろう。エイペックスの範囲が広くなって、縁石に沿って走るのではなく、もっと外側のラインを通るようになる。何だか奇妙な感じだよ」
「オフキャンバーになったから、みんなブレーキをロックさせまくっているよ。どうやらアウト寄りのラインの方が良さそうだ。レーシングラインはどちらかと言えばV字型で、インにはつかない走り方になる」
また、多くのドライバーが、新しい舗装により路面のグリップは増したと感じているのに対し、マクラーレンのジェンソン・バトンは、この新しい路面ではクルマのフィーリングをつかみにくいと報告した。
「すごく奇妙だね。この新舗装では、誤った期待感を持たされる。かなりグリップがあるように感じたかと思うと、急にそのグリップ感が失われたりして、グリップレベルを読むのが難しいんだ。何だか不自然な感じで、ソチ(ロシアGP)のコースにも似たところがあるトリッキーな路面だよ」
「僕らは世界でもトップレベルのドライバーだ。オーバーステアになるときには、普通ならある程度までは予測ができる。だけど、この路面ではいきなりオーバーになるから、対処が難しいんだ」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

