最新記事
- クラッシュゲート裁判:エクレストンの弁護士...
- F1の全10チームが財務規則の遵守証明を受け取...
- アストンマーティンの最新書類に見えるストロ...
- 2026年のF1シートを逃したドゥーハン、FIA F2...
- 首位脱落ピアストリ不振の背景。レッドブルの...
- ルクレールがアレクサンドラさんとの婚約を発...
- ウイリアムズ、来季『アトラシアン・ウイリア...
- 1965年当時をリスペクトしたグレーのシャツを...
- 入賞を争える実力が結果に繋がらず。ハジャー...
- 【角田裕毅を海外F1解説者が斬る】フェルスタ...
- グランプリのうわさ話:フラストレーションが...
- F1オーナーのリバティ・メディア、会長マロー...
改修されたセパンの最終コーナー、F1ドライバーの大半に不評
2016年10月1日
マレーシアGP初日のプラクティスを終えて、F1ドライバーの大部分は、セパンの最終コーナーに加えられた変更があまり好きになれないと語っている。
全面的な再舗装を含めたコース改修の一環として、ターン15(最終コーナー)のヘアピンは、ドライバーにとってよりチャレンジングにするために、内側を高くしてオフキャンバーにされた。
これについてレッドブルのダニエル・リカルドは、「カレンダー中で最も魅力的なコーナーとは呼べない」と批判的だ。
「確かにチャレンジングではある。それがポジティブな面のひとつだろう。インサイドにクルマを寄せようとすると、通常とは逆のバンクによって外へ流される感じになるし、かといってアウト寄りを通るラインでは遠回りになってしまう」
「あまり楽しいコーナーとは言えない。外側へ下がるにつれて、路面のグリップも低くなるしね」
他のドライバーの感想も、概してリカルドの意見と似たものだった。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、このコーナーが「意図的にトリッキーに」されており、「意地悪」になったと表現した。ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは「それほどいい感じではない」と述べ、カルロス・サインツJr.も「コーナーが逆バンクだなんて不自然」という理由で、好きではないと評している。
ハースのロマン・グロージャンは、このコーナーの正しいラインを探すのが「ものすごく難しくなった」と語り、さらにこう付け加えた。「走っていて楽しいという感覚が得られないから、あんまり好きじゃないね。やっぱり僕は、これとは反対の向きにバンク角がついていて、その分グリップが稼げて速く走れるコーナーの方が好きだ。これは改悪だったと思うよ」
ルイス・ハミルトンは、形状の変わったこのコーナーは「ヘンな感じ」で、改修の狙いのひとつとされているオーバーテイクの増加は期待できないだろうと述べた。
「オーバーテイクに関しては、以前と何も変わらないだろう。エイペックスの範囲が広くなって、縁石に沿って走るのではなく、もっと外側のラインを通るようになる。何だか奇妙な感じだよ」
「オフキャンバーになったから、みんなブレーキをロックさせまくっているよ。どうやらアウト寄りのラインの方が良さそうだ。レーシングラインはどちらかと言えばV字型で、インにはつかない走り方になる」
また、多くのドライバーが、新しい舗装により路面のグリップは増したと感じているのに対し、マクラーレンのジェンソン・バトンは、この新しい路面ではクルマのフィーリングをつかみにくいと報告した。
「すごく奇妙だね。この新舗装では、誤った期待感を持たされる。かなりグリップがあるように感じたかと思うと、急にそのグリップ感が失われたりして、グリップレベルを読むのが難しいんだ。何だか不自然な感じで、ソチ(ロシアGP)のコースにも似たところがあるトリッキーな路面だよ」
「僕らは世界でもトップレベルのドライバーだ。オーバーステアになるときには、普通ならある程度までは予測ができる。だけど、この路面ではいきなりオーバーになるから、対処が難しいんだ」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


