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ウイリアムズ「原因不明のシートベルトのトラブルは重大な懸念材料」
2016年9月21日
ウイリアムズは、シンガポールGPでバルテリ・ボッタスを襲った「謎のシートベルト・トラブル」が、次戦に向けての懸念材料であることを認めた。
1周目にパンクに見舞われ、大きく順位を落としていたボッタスは、33周目に無線でシートベルトが外れたと訴えて、その周の終わりに急遽ピットイン。メカニックにベルトを締め直してもらわなければならなかった。
「シートベルトのバックルが外れてしまったとの連絡を受けて、すぐにピットインさせた」と、ウイリアムズのロブ・スメドレーは言う。
「彼のベルトは、ピットでメカニックが締め直した。しかし、なぜ外れてしまったのかを理解する必要があるし、レーシングスピードで走っているときに、突然ベルトが外れたりするのは重大な懸念材料だ」
「いつだったか正確には思い出せないが、バルテリは何年か前にもベルト絡みのトラブルを経験した。同じ類いの問題ではなかったと思うが、シートベルトに関することだったのは間違いない」
「十分な注意を払って正しい分析を行い、問題を解決しなければならない。何よりも重要なのは、それを(次戦の)マレーシアまでに解決しておくことだ」
「言うまでもなく、プラクティスやレースでシートベルトが外れるなとどいうことは、シーズンを通じて一度もなかった。それだけに、突然あのようなトラブルが起きたのは、釈然としないところがある」
この緊急ピットストップは、ボッタスが2度目のタイヤ交換でピットに入ってから、わずか2周後のことだったが、結果として、それが36周目に彼をリタイアさせることにもつながった。
「(ベルトを締めるための)ピットストップに時間がかかったこともあって、彼はピットを出る時に、急激にクラッチをつないでしまった。それで1速ギアに過大なトルクがかかったんだ。これは私たちにとっては厄介な状況だった。走行中に1速ギアが壊れた場合、ギアボックス全体に大きなダメージが及ぶ可能性がある。そのリスクを考えると、最良の選択はクルマを止めることだった」
「スタート後のターン1あたりで、ジェンソンが彼に追突した。それでジェンソンはフロントウイングを壊し、私たちもピットストップを強いられた」と、スメドレーは語っている。
「パンクするといつも起きることだが、破壊されたタイヤのトレッドベルトが暴れて、左リヤタイヤまわりの空力パーツの大部分が壊されてしまった」
「その結果、リヤのダウンフォースが大きく減少した。だが、このサーキットでは、空力バランスが極端に前寄りになったことが、それ以上に大きな問題だった。(リヤが滑りやすくなっために)タイヤのマネジメントがものすごく難しくなったんだ。バルテリにとっては、とても厳しいレースだった」
(Translation:Kenji Mizugaki)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
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予選 | 23:00〜 | |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

