F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フェルスタッペン、クラッチに問題を発見するもFIAが交換を許可せず苦戦

2016年9月21日

 レッドブルは、FIAからマックス・フェルスタッペンのクラッチに発生した問題を修復する許可を得られず、結果としてF1シンガポールGPではスタートに失敗したと、チーム代表のクリスチャン・ホーナーが明かしている。 


 フェルスタッペンはスタートで順位を4位から8位まで落とし、ベルギー、イタリア、シンガポールGPを合計すると、1コーナーまでに10のポジションを失ったことになる。チームは土曜日の夕方にクラッチに問題があることを特定したものの、FIAが構造上の問題を発見できなかったため、交換は不可能だったと説明する。


「クラッチにトラブルがあったのだが、彼ら(FIA)には問題点を見つけられなかったので、交換はできなかった。トルクが多すぎて、ホイールスピンが起きたときに問題が再現する。リリースが急激で、とてつもないホイールスピンが起きるんだ」


「それにニコ・ヒュルケンベルグのクラッシュもあった。マックスがどうやって避けたのか、まったくわからないが、1コーナーに向けての勢いを失った。これによって順位をいくつか落としただろう。次のレースでは、もっと状態の良いクラッチを与えられることを願っている」


 3戦連続でスタートを失敗することになったフェルスタッペンは、チーム対して確実な問題の解決を求めている。


「3回も連続でスタートに苦しむなんてことがあってはならないから、よく調査する必要がある。それ以前は、とても良いスタートを切れていた。スタートが難しくなることはわかっていたが、これほどまでだとは、予想もしていなかったよ」とフェルスタッペンは語る。


 レッドブルからトロロッソに降格したダニール・クビアトとのバトルを含め、後方から懸命にレースを戦い抜き、6位でフィニッシュしたフェルスタッペンはレースを以下のように振り返った。


「良いバトルができたし、オーバーテイクも楽しめた。(後ろで)詰まってしまうとタイヤを酷使することになり、長持ちさせるのに苦労するので難しくなる。でも道がクリアになれば、マシンはまったく違う走りをする」


 ホーナーは「空気の悪い中、懸命に攻めて追い抜きをかけると、最初の2スティントはタイヤを使い切ることになる。けれども後半にかけて、彼はどんどん強さを増していった」と付け加えた。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/23(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号