F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノー、スパでクラッシュしたマグヌッセンのエンジンを再使用へ

2016年9月11日

 ルノーは、ケビン・マグヌッセンがベルギーGPでクラッシュした際に搭載されていたエンジンを、今後のレースで再び使用する予定であることを明らかにした。


 マグヌッセンはスパでのレース序盤に、オー・ルージュを上がりきったところでコントロールを失い、ラディヨンのタイヤバリアに激しく突っ込むクラッシュを喫した。その翌週末にはイタリアGPが控えていたため、ルノーはスペアシャシーを使ってマグヌッセンのマシンを仕立てなければならず、さらにバックアップとして、もうひとつのモノコックをモンツァへ送る必要に迫られた。


 クラッシュしたクルマのエンジンは、ビリーへ送り返され、大きな損傷を被っていないかチェックを受けた。その結果、特に問題は見つからず、このエンジンは今後のイベントで再使用できることがわかったという。ルノーのチーフテクニカルオフィサー、ボブ・ベルは次のように述べた。


「ケビンがスパで使ったユニットは、あのアクシデントで重大なダメージを負わなかったようだ。したがって、シンガポールかセパンで、金曜日に使用されることになるだろう」


 ワークスチームとしてF1に復帰した最初のシーズンは、ルノーにとってかなり厳しいものになっているが、今季のエンジンのパフォーマンスと信頼性は、チームにとって明るい兆しだと、ベルは言う。


「私たちのパワーユニットが力強いパフォーマンスを示していることは、今年の大きなサスセスストーリーのひとつだ。性能の向上を実証できただけでなく、信頼性の面でも大きく進歩している。ビリーのみんながすばらしい仕事をしてくれたおかげだ」


 ローダウンフォース、ハイスピードを特徴とするモンツァでは、ルノーの現在の弱点が露呈する形になった。しかし、マネージングディレクターのシリル・アビテブールは、今週末のシンガポールGPでは、彼らのクルマの弱点ばかりが目立つことにはならないだろうと考えている。


「シーズン終盤を迎えて、私たちの長所を生かせるコースでのレースを楽しみにしている。最近のレース、特にスパでは、パフォーマンス面でのポテンシャルを示せたが、残念ながら様々な出来事があって、それを結果につなげることができなかった」


「シンガポールのように、タイトなコーナーと短い立ち上がり加速の連続するコースは、私たちが本来の実力を結果に結びつける絶好の舞台になってくれるはずだ」



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号