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ピレリ「ハミルトンとアロンソは、独自の戦略で最後列から印象的な走りを見せた」

2016年8月29日

2016ベルギーグランプリ 決勝

メルセデスのニコ・ロズベルグ、2ストップ戦略で荒れ模様のグランプリを制す

ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソ、独自の戦略で印象的な巻き返しを見せる


2016年8月28日、スパ・フランコルシャン
 メルセデスのニコ・ロズベルグが、レース序盤に長い赤旗中断が発生するなど荒れ模様となったベルギーグランプリをポール・トゥー・ウィンで制しました。ベルギーグランプリ用に選択された3種類のスリックコンパウンド(ミディアム、ソフト、スーパーソフト)が、スターティンググリッドに登場しました。ハミルトンとアロンソは、最も耐久性の高いミディアムコンパウンドを装着して最後列からスタートし、赤旗中断が発生した時点では、序盤の混乱に乗じてトップ5まで順位を上げていました。


 赤旗中断時にはタイヤ交換が認められていることから、全ドライバーに「フリー」ピットストップの機会が与えられることとなりました。事故後のタイヤバリアー修復のために発生した赤旗中断時のフリーピットストップは、3コンパウンド中で一番軟らかいスーパーソフトを装着していたドライバーたちに最も効果的に働きました。トップ3を含む6名のドライバーが、赤旗中断中にタイヤ交換を行いました。


 再スタート時、大半のドライバーがソフトコンパウンドを装着した中、レースリーダーのロズベルグはミディアムを装着していました。ロズベルグは、最終スティントもミディアムで走行し、2ストップ戦略が如何に効果的であるかを示しました。2位を獲得したレッドブルのダニエル・リカルドも2ストップ戦略を採用しました。


 金曜日と土曜日よりもわずかに涼しくなったものの、高い気温の下での決勝となり、スタート時の気温は29℃、路面温度は39℃でした。このコンディションもタイヤの動作に影響を及ぼしました。


ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「アクション満載のレースでした。全3種類のスリックコンパウンドがスターティンググリッドに登場するなど、スタートから多彩な戦略が見られ、事故とその後の赤旗中断が戦略にさらなる影響を及ぼしました。そのような状況下、ニコ・ロズベルグは、我々の予測通り2ストップ戦略で優勝しました。レース週末中、スパでは珍しく高い路面温度が続き、タイヤマネージメントが極めて重要になった中、特にミディアムタイヤが効果を発揮しました。独自の戦略で最後列から印象的なパフォーマンスを見せたルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソを含め、トップ8がそれぞれ異なる戦略を実行しました」



インフォグラフィックスで見る2016ベルギーグランプリ決勝1
インフォグラフィックスで見るベルギーGP決勝1


インフォグラフィックスで見る2016ベルギーグランプリ決勝2
インフォグラフィックスで見るベルギーGP決勝2

コンパウンド毎のラップタイム上位:
ミディアム

1 ハミルトン 1分51秒583
2 ロズベルグ 1分51秒746
3 ベッテル 1分52秒728


ソフト
1 ハミルトン 1分52秒361
2 リカルド 1分52秒461
3 フェルスタッペン 1分53秒281


スーパーソフト
1 クビアト 1分52秒081
2 パーマー 1分53秒251
3 ライコネン 1分53秒759


最長スティント:
ミディアム 22周(マッサ、グティエレス)
ソフト 17周(フェルスタッペン)
スーパーソフト 10周(パーマー)


Truthometer:
我々は2ストップが最速戦略と予測しましたが、赤旗中断とその後の短いセーフティー導入周回によって、予測は白紙状態となりました。しかしながら、ロズベルグは、我々の予測した2ストップ戦略で優勝しました。ソフトタイヤでスタートしたロズベルグは、赤旗中断中にミディアムへ交換し、その後26周目に再度ミディアムへ交換しました。



(Pirelli Japan プレスリリース)


レース

11/29(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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