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ロズベルグ、5戦ぶりの勝利。最後列からハミルトン3位、アロンソ7位
2016年8月28日
F1ベルギーGPは、メルセデスのニコ・ロズベルグがポールポジションから第8戦ヨーロッパGP以来の勝利を飾った。2位は、これで3戦連続の表彰台となったレッドブルのダニエル・リカルド。そしてパワーユニットを一気に交換して最後方からスタートしたルイス・ハミルトンが、展開にも助けられて3位まで挽回を果たした。
まずはスタートで波乱が起きた。ロズベルグがトップを守り、フェラーリが好スタートを決めたが、1コーナーで接触事故が発生。イン側にマックス・フェルスタッペン、隣にキミ・ライコネン、アウト側にセバスチャン・ベッテルという位置関係で、両側を挟まれたライコネンがフェルスタッペン、ベッテルともに接触を喫してしまった。ダメージを負ったライコネンはピットに入り、1周遅れと大きく後退する。
その後、カルロス・サインツJr.の右リヤタイヤがパンクしてスピン。タイヤのトラブルによってリヤウイングも脱落してしまい戦線離脱となり、バーチャル・セーフティカー(VSC)が導入される。開始早々にジェンソン・バトンとパスカル・ウェーレインもリタイア。20番グリッドにつくはずだったが、トラブルによりピットレーンからのスタートとなったマーカス・エリクソンも早々にレースを終えた。
そして6周目、ケビン・マグヌッセンが大きなクラッシュを喫して、セーフティカーが導入。マグヌッセンはコクピットから脱出し、やや足がふらついていたものの自力で歩き、幸い大事には至らなかった。しばらくセーフティカー先導で走行が続いたが、タイヤバリアの修復に時間がかかるため赤旗に。レースは10周の時点で一時中断となった。
現地14時41分、ピットレーンからセーフティカー先導で再スタート。首位ロズベルグはミディアムタイヤに交換し、2番手のリカルドに対して十分なリードを築いていく。スパでは珍しい晴天が続き、メルセデスは高温となった週末に苦戦していると語っていたが、レッドブルを寄せつけずに優勝をつかんだ。
フロントロウからスタートしたマックス・フェルスタッペンは1コーナーでの接触が響き、入賞圏内から脱落。かたやハミルトンは最後尾から、波乱の恩恵も受けて表彰台まで巻き返した。また、予選でトラブルに見舞われてタイムを出せず、パワーユニット交換でも合計60グリッド降格のペナルティを受けたフェルナンド・アロンソも赤旗中断の時点で4番手までポジションを上げ、7位で完走している。
ベルギーGP決勝・暫定結果
優勝 ニコ・ロズベルグ
2位 ダニエル・リカルド
3位 ルイス・ハミルトン
4位 ニコ・ヒュルケンベルグ
5位 セルジオ・ペレス
6位 セバスチャン・ベッテル
7位 フェルナンド・アロンソ
8位 バルテリ・ボッタス
9位 キミ・ライコネン
10位 フェリペ・マッサ
11位 マックス・フェルスタッペン
12位 エステバン・グティエレス
13位 ロマン・グロージャン
14位 ダニール・クビアト
15位 ジョリオン・パーマー
16位 エステバン・オコン
17位 フェリペ・ナッセ
── ケビン・マグヌッセン リタイア
── マーカス・エリクソン リタイア
── カルロス・サインツJr. リタイア
── ジェンソン・バトン リタイア
── パスカル・ウェーレイン リタイア
(AUTOSPORTweb)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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