F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ甘口コラム:ようやくスタートライン、後半戦はさらなるレベルアップを

2016年8月6日

「HRDさくらのメンバーが昨年末から今年にかけて取り組んできた、信頼性、ターボ、馬力に関する開発によって、急成長していることを確認できました」
 夏休みに入る前、前半戦のホンダの戦いを長谷川祐介総責任者は、そう総括した。

 例えば、信頼性である。ドイツGPでフェルナンド・アロンソが使用したエンジン(ICE)は、じつは6レース目だった。これはホンダにとって、復帰後、初めての挑戦だった。レース終盤は燃費に苦しんで入賞は逃したが、ウイリアムズやフォース・インディアと戦ってトラブルなく走りきったことは大きな収穫だっただろう。

 また、バトンもドイツGPではターボが6レース目だった。さらにICEは5レース目。こちらも最後まで問題なく8位に入賞し、高い信頼性を披露。「これはわれわれにとって、大きな自信となりました」と長谷川総責任者も評価していた。

 ただし、長谷川総責任者は前半戦の戦いに、決して満足はしていない。
「前半戦は想像以上にきつかった。ウインターテストの段階では『完走すれば、ポイントは取れるかな』と思っていましたが、特にフォース・インディアとウイリアムズの強さに驚きました。普通に戦っていたのではポイントは取れない。今年ここまで、確実に成長しているところは見せられていますが、まだまだ満足できるレベルではありません。F1の最高レベルに達するまでには、まだまだ時間がかかるという厳しい現実に直面しています。さらなる努力をしなければなりません」

 もし、前半戦を振り返って「満足しています」と答えていたら、ホンダの未来はそれほど明るくなかっただろう。しかし、長谷川総責任者は「満足していない」と明言したことで、現在はまだトンネルの中でもがいているかもしれないが、そのトンネルを抜けることができれば、明るい未来が待っている。



レース

11/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 13:00〜14:00
11/22(土) フリー走行3回目 9:30〜10:30
予選 13:00〜
11/23(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※サンパウロGP終了時点
1位ランド・ノリス390
2位オスカー・ピアストリ366
3位マックス・フェルスタッペン341
4位ジョージ・ラッセル276
5位シャルル・ルクレール214
6位ルイス・ハミルトン148
7位アンドレア・キミ・アントネッリ122
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ43
10位アイザック・ハジャー43

チームランキング

※サンパウロGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム756
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム398
3位オラクル・レッドブル・レーシング366
4位スクーデリア・フェラーリHP362
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム82
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム72
8位マネーグラム・ハースF1チーム70
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー62
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号