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今後ダブルイエローは赤旗へ。黄旗での「適切なスローダウン」基準は示されず

2016年7月30日

 今後F1の予選でダブルイエローが提示される状況になったときは、赤旗を出すとFIAが説明した。 


 ハンガリーGPでは、メルセデスのニコ・ロズベルグがダブルイエロー区間を通過しながらもタイムを更新して、ポールポジションを獲得。黄旗の原因となったマクラーレンのフェルナンド・アロンソのスピン後にセッションが終了しなかったため、ルイス・ハミルトンら数人のドライバーから疑問の声が上がり、議論となっている。


 F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ハンガリーでの一件を受けて「今後ダブルイエローが提示される状況では、レッドフラッグを適用することになるだろう」と語った。しかし、焦点となっているのは「イエロー区間での適切なスローダウン」についてだ。
 
 ホワイティングは「ハンガリーでは、ニコのデータを確認して彼の説明を受け入れた。問題となっていたのは、彼が十分に速度を落としていたのかどうかだった」と、あらためて話したが、イエロー区間でドライバーはどれだけのスピードで走っていいのか、どれだけスピードを落とさなければならないのか、という規則は曖昧なままである。


 またホワイティングは「フェルナンドの前でアタックをしていたドライバーにとっては(もしイエローではなく赤旗が出たら)不公平に思うかもしれない。赤旗が出れば、どうすることもできないからね」とも語っている。


 なお、ドライバーが自身の予選グリッドを守るために故意にスピンした場合は、当然ながら重大なペナルティを下すという。


 2006年モナコGPの予選では、アロンソとポールポジション争いを繰り広げていたミハエル・シューマッハーがラスカスで故意にスピンしたとして、スチュワードは彼に最後尾スタートを言い渡した事例がある。



(Translation:Yuki Takayama)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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