F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ密着:バトン、病院で目に入った異物を洗浄。土曜の出走は問題なし

2016年7月30日

 ハンガリーGPから2週連続開催となったドイツGP。気になるのは、ハンガリーGPのレース終盤の60周目に、エキゾーストパイプから白煙を上がり、ジェンソン・バトンがピットインしてそのままリタイアしていたことである。レース直後、長谷川祐介総責任者は「エンジンオイルが漏れていたのは明らかです。ただそれは大量ではなく、エンジンがブローする前に、大事をとってリタイアを決断をしました」と語っていた。

 その後の調査で、エンジンについているパーツの一部が割れて、そこからオイルがにじみ出ていたことが判明。幸いその部品を交換しただけで、エンジンそのものには問題なかったため、ドイツGPでもバトンはハンガリーGPのレースで使用したパワーユニットを使用している。

 だが、そのバトンに金曜日のフリー走行2回目に思わぬトラブルが降りかかる。
 フリー走行2回目でスーパーソフトを履いてのタイムアタックを終えたバトンは、その後、ソフトを履いて、ロングランを開始した。ところが、途中で突然「戻る、戻る」と言ってピットインしてきたという。チームも状況が飲み込めず、最初はピットストップに備えて、メカニックたちがピットレーンに出て準備していた。ところが、ピットインしてきたバトンは「マシンをガレージに戻してほしい」とメカニックたちに伝え、すぐさまコクピットを降りると、メディカルセンターへ向かった。

「メインストレートを走っているときに左目に何かが入ったんだ」というバトンは、その後、目に入った異物を洗浄するために、ホッケンハイムから約20km離れたマンハイム市内の病院へ行った。リザーブドライバーのストフェル・バンドーンへの交代も噂されたが、検査の結果、異物はブレーキのカーボンダストの細かな破片だったようで、症状も若干、目が傷ついただけで済み、土曜日以降の出走は問題なしという。

 ちなみにこの日、35歳の誕生日を迎えたフェルナンド・アロンソは、滞りなくメニューを消化し、ハンガリーGPに続いて初日2台そろってトップ10で終えている。

 小さな問題に煩わされたドイツGPのマクラーレン・ホンダ。2日目以降、視界が良好となることを祈りたい。

(Text : Masahiro Owari)


レース

11/7(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
11/8(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
11/9(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号