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メカUPDATE:フェラーリ新型フロントウイング投入もベッテルは「この程度では……」
2016年7月18日
ウイリアムズが新型フロントウイングを投入してきたが(実戦では使用断念)、フェラーリもシルバーストンに新しいフロントウイングを持ち込んできた。シルバーストンは中高速コーナーが多いダウンフォースが特に重要なサーキット。前後のダウンフォース量、そしてそのバランスを保つセットアップがパフォーマンスに大きく影響する。
フェラーリは予選時にタイヤを適切な温度に保つことに苦労しており、リヤエンドはサスペンションを変更することで対応してきたが、シルバーストンではフロントのダウンフォース量増加によってタイヤのグリップ向上を狙ったのだろう。そのアップデートパーツが、今回のイギリスGPで導入された新しいフロントウイングだ。
新型フロントウイングは翼端板の後端傾斜角が異なる。これまでは前方と同様、スクエアな形状をしていたが、イギリスGPでは後端のみ、ラウンド形状となった(写真:黄色矢印)。これはレッドブルが採用しているアイデアに似ている。
また、メインフラップの翼端板内側にあるくぼみも若干、変更されている。くぼみの位置が翼端板から若干、内側へと移動。くぼみの形状も、より丸みを帯びた形状へと変更されている(写真:黄色矢印)。
フェラーリはドライバーふたりとも、この新型フロントウイングを装着して予選とレースを戦った。セバスチャン・ベッテルは「開発の方向性は正しい方向へ向かっていることは間違いない」と一定の評価を与えつつも、「この程度では足りない。マシンをもっと速くするには、もっとダウンフォースを増やさならない」と、アップデートパーツの開発スピードに注文をつけていた。
(Text:Masahiro Owari)
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※モナコGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※モナコGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |