最新記事
- F1の全10チームが、多様性と包括を改善するた...
- ライバルもフェルスタッペンの選手権4連覇を...
- ローソン16位「問題を抱え、戦略もうまくいか...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
- F1に11番目のチームが誕生へ。GM/キャデラッ...
- 「伝統を受け継ぎつつ常に前に」。2025年日本...
- 市川團十郎がF1日本GP公式アンバサダーに就任...
- チャンピオン会見、サプライズ、シャンパンフ...
- レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存...
- 「君はその一瞬一瞬すべてにふさわしい」レッ...
- HRC/ホンダ渡辺社長がフェルスタッペンを祝...
「ハロが好きな人などいない」コクピット保護デバイスに高まる、導入延期の声
2016年7月14日
ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、F1はコクピット保護デバイスの導入を2018年以降に遅らせるべきだと考えている。
レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーはストラテジーグループの会合を前に「ハロ」の導入に反対すると明言しているが、FIAは安全の確保を理由にコクピット保護デバイスを来シーズンから強行導入する構えを見せている。
しかし、新デバイスの導入に対する関係者の反応は冷ややかだ。シュタイナーは2018年まで導入を延期するのが好ましいと考えている。
「我々全員が、この競技に安全を求めている。それは絶対だ。しかしドライバーたちは、自らの選択によって戦っている。彼らはF1の危険性を理解しており、マシンは現時点でも、かなり安全だ」
「だが、この競技に100%の安全はない。安全か安全ではないかを決めるのはドライバー自身だ。彼らは速く走りたいんだからね」
「マシンにハロを付ければドライバーは『自分は安全だ。好きなようにできるぞ』と考えるだろう。だから導入について賛成とも反対とも言えない。我々は安全を望んでいるが、100%の安全なんてものは存在しないし、ハロが好きな人などいない。それに危険は、このスポーツの一部なんだ」
「多くの人がハロは、まだ準備不足だと言っている。(セバスチャン)ベッテルはハロを装着したときに、あまりよく見えないと言っていたが、それは彼がハロを装着したときの視界が好きになれないからだ」
「もし、もう1年導入を先送りするのであれば、私も賛成する」
レッドブルはシルバーストンで行われたテストの初日、育成ドライバーのピエール・ガスリーがハロを装着したマシンでアウトラップを走った。ガスリーはカメラが付いたメガネ型デバイスを装着して、ハロ装着時のコクピットからの視界を記録している。
これについて、シュタイナーは「カメラを装着することで、ハロ装着時の見え方や、視界の遮られ方が確認できると思う。ハロがまだ準備不足であることを示すために、こういった技術を用いている。結果はわからないが、レッドブルがそういったテストを行うのは良いことだし、全チームにハロの現状が示されると信じている」
ガスリーはハロの視認性には大きな懸念を示さなかったが、やはり違和感があると言う。
「視認性については、そんなに変わらなかったよ。でも、ヘルメットの前に何かがあるのは変な感じがしたね。そのすぐ上に巨大な三角形があるのも、なんだか違和感があったよ。慣れていくと思うし、これがあっても確実にドライブはできる」
「でも、自分にとってF1は常にオープンコクピットであるものだった。確かにハロがないことで危険性は増すけど、ドライバーは長い間それを承知していた。レーシングカーに乗るドライバーは全員その危険性を理解したうえで受け入れてきた。そういう面では何かを変えるべきではないと思うんだ」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
11/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/23(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |