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テスト欠席のザウバー「規定大変更の来年に向けて、参加する意味を感じない」

2016年7月13日

 ザウバーのチーム代表を務めるモニシャ・カルテンボーンは、今週イギリスGP後に行われているF1インシーズンテストの意義について、疑問を抱いていると語った。チームは今回のテストを経済的な理由で欠席している。


 ザウバーは先週、7月12日から2日間にわたって行われるシルバーストン合同テストを「費用対効果を考えて」欠席すると発表。チームは5月中旬に開催されたバルセロナでのテストも、スペインGPではアップデートを投入する予定がないこと、また条件を満たす若手およびテストドライバーがいないことを理由に、参加を取りやめている。


 ザウバーは財政難を乗り越えつつあるが、新たな出資者の有無にかかわらず、今回のテストには参加しなかったと言う。


「テストに欠席することでの影響は、何もありません。どんなビジネスであれ、そのための助成金でもないかぎりはコストと利益を考えて結論を出すことになる。(大幅なレギュレーション変更のある)来年に向けて、このテストが何をもたらすかを考えたまでのことです。欠席する理由を探しているわけではなく、現状を見据えているだけです」


「何が進行中で、それにどれだけのコストがかかるのかを私は理解しています。その上で指示を出す。これから何が起きるのかと、現状を把握していなければならないので、もっと多くの資金があったとしても違うやりかたはしません。遅れが生じているとしたら、テストをする意味はないのです」


 ザウバーはイギリスGPのフリー走行で新型のリヤウイングをテストして「いくらかのデータを得た」と、カルテンボーンは話しており、次戦ハンガリーGPでの使用を目指している。その他のパーツについては遅れが出ているものの、財政難が解消されれば投入する見込みだという。


「経済的なことだけが課題ではありません。自分の仕事を、どうこなしていくかという部分もあります。進行中のものがいくつかあり、過去の同様の経験から、うまく機能するだろうという自信がある。それ以上の予定はありません。軽率な判断は避けたいと考えています」


 ザウバーはチームの窮状を脱したと報じられているが、いまだ具体的な内容は明らかになっていない。



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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