<LAP45>
ニコ・ロズベルグ←「ハミルトンとのギャップは……」
→「必要ない!」
<LAP47>
ルイス・ハミルトン←「プランBに変更する。この周ピットインしろ、フラップのアジャストはしない」
→「なぜピットインするんだ?」
←「摩耗を懸念しているからだ。キャンバスまで完全摩耗してしまう。この周ピットインしてくれ」
→「まだタイヤのフィーリングは良い」
←「安全を考えてのことだ。この周ピットインしてくれ。次の周ピットインしてくれ」
→「チェックしてくれ。まだタイヤは大丈夫だと思う」
←「1セット目は残り0%だった。次のセットでは、それよりも長く走らなければならない。ピットインしろ、これは命令だ」
→「間違った判断だと思うけど、ピットインするよ」
←「OK、あとで話し合おう。ピットインだ」
<LAP49>
ルイス・ハミルトン→「交換したタイヤをチェックして(ゴムの残り状況を)知らせてくれよ」
<LAP53>
ダニール・クビアト←「いまのところボッタスがステイアウトしている。彼は(現在のタイヤで)44周走っている。もし彼がピットインしないギャンブルにでたら、すぐに仕掛ける必要はないぞ」(ボッタスは、この周にピットイン)
<LAP54>
セルジオ・ペレス→「状況は、どうなりそう?」
←「フェルスタッペンに対してポジションを失うことになるだろう。もしかするとグロージャンにも抜かれるかもしれない」
<LAP55>
バルテリ・ボッタス←「前のクビアトはソフトタイヤで(セーフティカー明けの)リスタートのときにウォームアップに苦しむはずだ。我々はミディアムタイヤだから、低い温度で機能する」
ダニール・クビアト←「タイヤの温度をキープするのに注意しろ。いまのところ温度は大丈夫、内圧は問題ない」
<LAP57>
ニコ・ロズベルグ←「(セーフティカーから)10車身を使え。クルマをクールダウンしろ」
ジェンソン・バトン→「(フェリペ)ナッセのブレーキから火が出ている」
<LAP58>
フェリペ・ナッセ→「ブレーキが終わった」
<LAP59>
フェリペ・マッサ←「アタック、アタック、アタック!」
<LAP60>
ジェンソン・バトン←「8位のペレスが41周走ったタイヤで後続を抑え続けている」
<LAP64>
フェリペ・マッサ←「あと8周だ、レッドブル勢に追いついていけ」
ダニエル・リカルド←「厳しいのはわかるが、クビアトに追いついてDRSを使えるようにしろ」
<LAP67>
フェリペ・マッサ←「リカルドはリヤタイヤに苦しんでいる。チャンスはあるぞ」
<チェッカー>
ニコ・ロズベルグ→「イエ───イ!!!」
←「すばらしい仕事だ、ニコ!」
(米家峰起)