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F速分析:今週はハミルトンが完璧なレース

2015年9月28日

 ところで、フェラーリとメルセデスAMGのデグラデーションが小さかったと申し上げましたが、もうひとりデグラデーションの度合いが小さかったドライバーがいました。それは、レッドブルのダニエル・リカルドです。リカルドは1周目のスタート直後にウイリアムズのフェリペ・マッサと接触し、左リヤタイヤをバースト。ゆるゆるとピットに戻ったため、序盤にして大きな遅れを取ってしまいました。このため、15位フィニッシュがやっとでしたが、レース中のペースは終始良く、デグラデーションも非常に小さいものでした。もしリカルドが1周目に接触せず、無事に走行を重ねていたとしたら、フェラーリには敵わなかったかもしれませんが、ウイリアムズあたりとは十分勝負できたのではないかと思われます。

 さて、「これはGP2のエンジンか!」と、無線で不満を訴えていたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソですが、実はレースペース、特に2回目のタイヤ交換からフィニッシュまでのペースは、まずまずの内容でした。そのペースは、入賞したトロロッソのマックス・フェルスタッペンやカルロス・サインツJr.と同等、ザウバーよりは速いモノだったのです。確かにパワーユニットの出力は足りず、その上ドライバーの力量に依るところが大きかったかもしれません。しかし、パワーユニット性能がモノを言う鈴鹿で、まずまずのパフォーマンスを見せたのも事実。今季中は難しいかもしれませんが、来季の浮上を期待させる一端を見ることができたデータだったと申し上げておきましょう。

 さて、次のレースは2週間後、2回目の開催となりますロシアGPです。昨年はほぼタイヤ無交換でも走り切ることができたソチ・オリンピックパーク・サーキットですが、あれから1年……路面はどのように変化しているのでしょうか? コースは広くも、ウォールに囲まれたサーキット。どんなレースになるのが、ぜひご注目ください。





レース

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ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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