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F速分析:SCが演出。ハミルトンの限界走行

2014年9月22日

 一方アロンソからしてみれば、最悪のタイミングでのSC出動だったはずです。結局リカルドとベッテルを抜くことができずに4位。もし31周目にタイヤ交換をせず、ハミルトン同様に“飛ばしに飛ばす”作戦を採っていたとしても、順位は同じだったかもしれません。酷なことですが、今のフェラーリのマシンにはメルセデスAMGほどの速さはなく、それこそ“飛ばしに飛ばし”ても、ベッテルに対して27秒の差を築くことはできなかったはず。少なくともオーバーテイクのリスクは残ったはずです。本人もレース後のコメントで、「SCのタイミングは不運だった」と認めています。

 我々観ている側からすれば、今回のSC出動は、もっとも絶妙なタイミングだったということができるかもしれません。あのタイミング、つまり上位陣が通常のタイヤ交換作業を終えた直後でなければ、今回のようなハミルトンの激走とベッテルvsリカルドvsアロンソの激しいバトルを目にすることは、できなかったのですから。

 そういえば、このSC出動のタイミングを、もっとも上手く活用したドライバーがひとりいます。それがSC出動の原因となったペレスです。ペレスはSC出動の直接的な原因となったクラッシュ直後、ノーズを交換するためにピットイン。この時、前の周に換えたばかりのSSを捨て、タイヤもSに交換しています。このピットストップで一時周回後れ(17番手)になるも、救済措置で先頭と同一周回に復帰。44周目にふたたびSSを装着すると、生まれ変わったように先行者を蹴散らし、なんとコース上で8台抜き、7位でゴールします。不運を幸運に換える力、“もっているペレス”というのを見せつけられたレースでもありました。

(F1速報)





レース

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