2017年シーズンでコストパフォーマンスに最も優れたチームは?【今宮純のザ・ショウダウン】
2017年12月25日
☆ベスト・インプルーブ
1位:フォース・インディア
評価の基準を、開幕前バルセロナ合同テストでのベスト・タイム順位から、年間ランキング結果で査定。セルジオ・ペレスはあのテスト時点で10位がやっと、チーム順位も7番目でトロロッソやルノーの後塵を拝していた。そこからぐんぐん中間チームをリード、開発スピードとアップデートの精度によって連続ランク4位を獲得。このシーズン中のインプルーブはビッグチームにも劣らない。
☆最小グリッド・ダウン・ペナルティ
1位:フォース・インディア&ハース
PU及びギヤボックス交換などによるグリッドダウンをカウントすると、この2チームにPU関連のグリッドダウンはなかった(ドライビングにかかわるペナルティは省く)。それだけマシン&パワーユニットのトータル・リライアビリティを保ち、規定制限基数内でどちらも20戦をカバーした。一方でマクラーレンは393、トロロッソ(ルノー)は174ダウン、今年から来年に向けてホンダの改善課題は言うまでもないこと……。
☆「2017プラチナ・パレート大賞」
フォース・インディア
XPB Images
パレートとは“性能最適賞”の意味であり、コストパフォーマンスにおいて最も秀でる実績を残したこのミドルチームに大賞を授与する。これ以上のランクアップ、トップ3圏内を目指すのは難しく“4位防衛戦”も厳しそうでも、約400名スタッフのフォース(努力・気力・迫力)を見てみたい。レーシング・アット・ハートなチーム、ここにありーー。
(Jun imamiya)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |