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【今宮純】ベルギーGPドライバー採点&短評

2015年8月26日

☆☆☆☆ マックス・フェルスタッペン
 相手が誰であろうとブランシモンでアウトラインから並び、攻め続けるプレーに大器の可能性をはっきり見た。8位という結果以上に強烈なインパクトを魅せた17歳。現在進行形で「伸びる天才」、後半戦さらに注目したい。

☆☆☆☆ セバスチャン・ベッテル
 F1に限らずレーシングスポーツを支えているのは4本のタイヤ。その「真理」を訴えたいからこそ、レース後、彼は態度と言動でアピールしたのだろう。43周目、あのバースト(暴発)の背後に、もしロマン・グロージャンが急接近していたら、もしマシンが反転して丘にいる観衆のなかに飛び込んだら……と想像していただきたい。臆せず警告を発したベッテルの行動を支持する。

☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 完璧のひとこと。6戦連続ポールポジションの取りかた、Q2まで相手ロズベルグを行かせ、Q3でとっておきの力を出しきる。0.827秒タイムアップ、これはロズベルグにとってショック。今季10戦、予選Q2は5勝5敗で互角、だが最後の勝負Q3になると9勝1敗。後半の開幕戦も予選から翻弄し、新スタート手順を決め、43周を完璧に進めた「2.058秒差の大独走」だった。

☆☆☆☆☆ ロマン・グロージャン
 向かい風がロータスとグロージャンの“追い風”になった。日曜のスパは朝から風速10m以上の強い南風に一変、ケメルストレート・エンドのレ・コーム進入は向かい風に。そこでグロージャンは常に限界ぎりぎりのブレーキング、マシン空力設定をおそらく前寄りにしていたのだろう。減速挙動が安定、だから差し込み、抜けた。アップデートなど何もなく、財政逼迫したビンボー・チームで3位は勝利に等しい。身内に不幸があった週末、「全身全霊を込めた走り」を亡き祖父に捧げた。ベストタイムは12位でも43周にわたって全力ペースを持続、グロージャン75戦目の最高に“いいじゃん・レース”──。





レース

7/26(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/27(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/28(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ベルギーGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン277
2位ランド・ノリス199
3位シャルル・ルクレール177
4位オスカー・ピアストリ167
5位カルロス・サインツ162
6位ルイス・ハミルトン150
7位セルジオ・ペレス131
8位ジョージ・ラッセル116
9位フェルナンド・アロンソ49
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※ベルギーGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング408
2位マクラーレン・フォーミュラ1チーム366
3位スクーデリア・フェラーリ345
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム266
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム73
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム27
8位BWTアルピーヌF1チーム11
9位ウイリアムズ・レーシング4
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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