F速分析:後半初戦。メルセデスはやはり盤石か
2015年8月22日
夏休み前最後のレースであるハンガリーGPを制したフェラーリは、キミ・ライコネンにソフトタイヤを、セバスチャン・ベッテルにミディアムタイヤを履かせ、連続走行を行いました。この時のベッテルの走行は赤旗に邪魔されてしまったものの、ソフトタイヤを履いたウイリアムズやフォース・インディアとほぼ同等のもの。ベッテルはセッション終盤にソフトタイヤに履き替えましたが、この時のペースは僅か2周ながらメルセデスAMGの2台とほぼ同ペースでした。タイムシート上ではレッドブルらに先行を許したフェラーリですが、レースでの戦闘力には、非常に大きな期待がかかります。ただ、金曜日のフェラーリは燃料搭載量は少なめであることがあり、メルセデスAMGとの差がどの程度のものなのかは、現時点ではまだ分かりません。
一方、リザルト上でメルセデスAMGに次ぐ位置につけたレッドブルは、リカルド、クビアトともに連続走行を行えずにFP2を終了しました。彼らのポテンシャルを把握するのは難しいですが、リカルドは「メルセデスAMGとの差は大きい」と楽な戦いにはならないだろうことを示唆しています。FP2を7番手で終えたロマン・グロージャンも、連続走行を行っておらず、その真価は不明。8番手と9番手につけ好調そうに見えたザウバーは、連続走行ではメルセデスAMGから1周あたり3秒以上遅く、レースで上位と争うのはまだまだ難しそうという印象です。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |