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F速分析:ベッテル勝因はメルセデス自滅と気温?

2015年7月27日

 ところで、金曜日と土曜日に素晴らしいロングランのペースを見せていたレッドブルは、ダニール・クビアト2位、リカルド3位と、今季初の表彰台登壇を果たしました。クビアトに至っては、F1で初めての表彰台。第1スティントはリカルドがスタート失敗、クビアトはフラットスポットを作ってしまいペースを上げられませんでしたが、第2スティントでミディアムを履いてタイヤの使用義務を果たすと、最後のスティントではソフトタイヤを履いて、メルセデスAMGに果敢に挑んでいきました。ふたり揃って表彰台を獲得できたのは、確かにメルセデスAMGの自滅によるところも大きいと思います。しかし、メルセデスAMGが自滅した一因は、レッドブルのペースが良かったから。次のスパ・フランコルシャンは絶対的なパワーが必要なサーキットのため、レッドブルは再び苦戦を強いられると思われますが、今回はレッドブルふたりが速さを見せたからこそ、面白いレースになったと言える面も多いと思います。

 4位のマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)と5位のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、多くの速いマシン(フォース・インディアの2台、ウイリアムズの2台、そしてメルセデスAMGの2台)の脱落によって、それぞれ今季自身最高位でフィニッシュしました。マクラーレン・ホンダのマシンは、まだまだ上位とのパフォーマンス差は大きいです。しかし終盤、トロロッソとはほぼ同ペースで走行するなど、今後の向けての好材料とも言えるシーンも見受けられます。次戦までの間に、どこまでパフォーマンスを上げることができるか? 注目したいところです。

 大乱戦となった2015年のハンガリーGP。戦前にはまったく想像できない結果で、幕を閉じました。F1はこれで夏休みに突入。次のレースは、8月21〜23日にかけて開催されるベルギーGPです。後半戦もメルセデスAMGが速いのか? それとも、今回のようにフェラーリやその他のチームが、メルセデスAMGを苦しめることになるのでしょうか?

(F1速報)





レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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