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【今宮純】イギリスGPドライバー採点&短評

2015年7月7日

☆☆☆☆ ダニール・クビアト
 強風吹きつけるシルバーストーンでダイナミック・ダウンフォース向上が見られた。ニューウェイさん陣頭指揮、コーナー出口速度を高めて非力なルノー・パワーをカバー。フェラーリ勢と争うレース展開を遂行していただけに、44周目ピットイン・ラップのスピンが惜しまれる。実力的にはフェラーリへ肉薄、次戦「ハンガリー反攻」に期待が持てる。

☆☆☆☆ セバスチャン・ベッテル
 14周目、いち早くハードタイヤへ。もし雨が降らずにいたら残り38周走りきれたのか。ハードタイヤで最長29周を走り、ハミルトンと同じ43周目にインター・チェンジ(シャレではないです)。好判断によって劣勢だった流れをひっくり返し、3位獲得。ウエットで見せた逆転劇、2008年雨のイタリアGP初勝利をチラッと思い出した。

☆☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 モナコの教訓からか、レースリーダーは冷静な自主判断によって43周目にピットインを行った。その前の42周目にはロズベルグに3.745秒差まで迫られ、ピンチになりかけたときの決断だから勇気が要る。この週末、初日からセットアップに悩み、46回目のポールポジションは獲ったもののスタートで後退。ピンチを克服した末の快勝、スポーツ性あふれる、わかりやすいゲーム内容で大観衆14万人の声援に応えた。ちなみに今年イギリスGPのチケット価格が見直されて10歳以下は無料に。安価ならスタンドは埋まる。昨年のレッドブルリンクも、そうだった。

☆☆☆☆☆ ニコ・ヒュルケンベルグ
 英国にベースを置く7チームで、最もシルバーストンに近いフォース・インディア。その地の利を活かし、グリッド路面の状態など徹底的にリサーチしていたのだろうか。そう思わせるくらいヒュルケンベルグのスタートは完璧なクラッチ・ミート、ホイールスピン皆無。ウイリアムズに目が行くと同時に、彼のダッシュに目が点に(!)。9番グリッドから5番手へ、かきわけるプレーを、あの“大混走ル・マン24時間”でいっそう磨いたのでは。Bスペック初戦にドライ〜ウエットを経験できてチームはたっぷりデータを集積、この7位には6ポイント以上の付加価値がある。





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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