【決勝無線】ボッタス「プランB」へと攻めた決断
2015年6月10日
「このまま走り続けてくれ。いまのペースなら、ライコネンが追いつくのはレース後だ!」
ボッタスの3位は安泰、さらにエドルズは前にいるニコ・ロズベルグのブレーキが予断を許さない状態であることをボッタスに伝え、あわよくば2位を奪えるチャンスすらあると示唆した。
さすがにそれは現実とならなかったが、ウイリアムズとボッタスは1ストップでタイヤをもたせて、3位を守り切った。
ライコネンは自身のスピンについて「みんな、スピンのことはすまなかった。僕には、あれ以上どうすることもできなかった」と素直に謝った。レースエンジニアのデイブ・グリーンウッドは「くわしいことは調査中だが、こちら側の責任でもある。すまなかった」と返し、ヘアピン立ち上がり途中からの奇妙なスピンがパワーユニットの制御系トラブルによるものである可能性を含ませた。
「キミのスピンに助けられたことは確かだけど、それほど離れたところにいなかったからこそ、3位をつかみとれたことも事実だ。彼に少しでもプレッシャーをかけることが常にできていたからだ」
3位でチェッカーを受けたボッタスは、すぐに無線でチームスタッフ全員にねぎらいの言葉をかけた。久々の表彰台に駆け寄る彼らの表情も輝いていた。
これが、ウイリアムズにとってターニングポイントになるのだろうか。
「次のオーストリアでもすべてがうまくいけば、今週末と同じか、それ以上の走りができるはず。シルバーストンだって悪くないはずだ。とにかくプッシュし続けて、もっともっと表彰台をつかみとっていきたいと思っているよ」
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |